< Translate >

2013/10/01

DoppelGanger 101改造 その6 ~ギヤ比更にアップ~

ギヤ比が軽い、スピードが出ないということで

DoppelGanger 101改造 その1 ~チェーンリング交換~

でチェーンリングを46Tから52Tに交換しましたが、それでもまだ軽いんです。
相変わらず近所のコンビニ以上の遠出を躊躇する軽さなのです。
※現在は52Tから56Tに更に換えました。


そこで禁断のリアに手を出してみました。素人の勢いってヤツです。
「リアを小さくすればギヤ比が上がるんだ。。。なら小さいのに交換しよう!」
という安易な発想でリアを16Tから13Tにすべく奮闘したお話です。






























まず、私の自転車「DoppelGanger 101」には「16T」のフリーホイールがリアに装着されています。リアのギヤは歯数(T)が小さくなるほどひと漕ぎで進む距離が長く、スピードが出ます。
私はこの16Tのフリーホイールを13Tの、より小さなものに交換しようと考えたのです。


とりあえず、付いている16Tのフリーホイールを外そうと考えました。
通常はフリーホイールの内側に切り欠きがあり、その切り欠きに合ったアタッチメントを使えば
フリーホイールを外すことが出来るそうです。
が、私の自転車のフリーホイールには切り欠きがありません。。。

元から付いていたフリーホイール














そこでドッペルギャンガーに質問メールを出しました。
返ってきた答えは

「取り外しは不可となっております。何卒ご理解の程よろしくお願いします。」

という悲しいものでした。何を理解してほしいのかは謎です。


ドッペル様は不可だと言うけれど、何か手はあるはずだと色々調べました。
すると大変なことが判明するのです。

「13T~15Tのフリーホイールは一般的なハブ(ISO規格)には装着不可」


調べていくと、Metric BMX規格のハブは13T~15Tのフリーホイールに対応していると
分かりました。詳しく知りたい方は こちら をご覧ください。

そんんわけで

・13Tのフリーホイール
・Metric BMX規格のハブ

をeBayで調達しました。







次にすることは、ホイールに元から付いていたハブを新しく調達したハブと交換することです。
素人な私はもちろんホイールなんて組めません。そこで自転車屋さんに相談しました。
すると自転車屋さんが教えてくれました。

36Hのハブを28Hのリムに組むことは出来ません。


とのこと。絵を書いてみると納得なんです。最大公約数的に無理だなと。
元から付いていたリムは28H、新たに買ったハブは36H。穴の数なんて考えてもいませんでした。

24Hのリムなら36Hのハブと組めると教えてもらい、24Hのリムを中国から購入し
組んでもらいました。

色々と壁にブチ当たったものの、なんとかリアを13T化することが出来ました。






















以下、今回のフリーホイール13T化で使用したパーツをご紹介したいと思います。


1.13Tのフリーホイール                                                                              

eBayで買いました。18ドル(送料別途)くらいでした。アメリカから届きました。
ACSというメーカーのもので、Metric BMX規格、13T、薄歯用のものです。
※薄歯って?という方は 私のブログ をご覧ください。

日本のお店でも探したのですが、ネット上を見る限り実際在庫を持っていそうなお店は
見つけられませんでした。

















2.Metric BMX規格のハブ                                                                           

こちらもeBayで買いました。25ドル(送料別途)くらいでした。オーストラリアから届きました。
Novatecというメーカーのもので、エンド幅110mm、軸径3/8インチ。


さらに詳しく書いておくと、このハブは両側にフリーホイールが装着出来るようになっています。
ダブルスレッドハブとか、Flip-Flopハブとか言われているそうです。
車輪をひっくり返せば違うフリーホイールを使うことができ、一石二鳥的なハブなのです。

このハブの場合、片方はMetric BMX規格、もう片方はISO規格と、異なる規格の
フリーホイールが装着出来るようになっています。
中には両側ともISO規格だったりするハブもあります。

Metric BMX規格:30mm径
装着可能フリーホイール:13T~
ISO規格:34.92mm径
装着可能フリーホイール:16T~














3.24Hのリム                                                                                              

こちらタオバオで買いました。45元(代行手数料、送料別途)くらいでした。中国から届きました。
メーカー名は不明です。フロントも合わせて交換するためフロント用28Hリムも買いました。
合わせて90元、1,500円くらいです。

日本で16インチのリムを探すとほとんど見つかりません。
ですが中国だとたくさん見つかるんです。中国は小径車の需要が高いのかもしれません。

ただ、24Hはほとんと在庫ありませんでした。
ようやく見つけた24Hの16インチリムがこれです。






















という感じで、フリーホイールをチョロっと交換するだけの予定だった改造ですが、
規格を学び、世界中から部品を調達し、ホイール組みまでしてもらうハメになり
とても苦労しました。素人の安易な発想恐るべしです!


で思うんです。私がもっと自転車に関する知識を持っていたらどうたったかと。
もっと簡単に13T化出来ただろうかと。

多分答えはNOです。
こんな面倒なことをするくらいなら新しくギア付き自転車を買ってますね。


自転車屋さんに相談すれば間違いなく「新しい自転車を買ったほうが安上がりですよ」と
言われると思いますが、面倒が好きな方、「もったいない精神」溢れる方にはおススメです!



以上フリーホイールの13T化に関してでした。






















0 件のコメント :