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2013/07/07

DoppelGanger 101改造 その2 ~チェーン交換~

前回「チェーンリングを交換」し、長さが足りなくなったチェーンを今回は交換します。


ちなみに私自転車のチェーンを交換するのは人生初です。
皆さんチェーンにいくつも種類があるって知ってました?

「どれ買えばいいの。。。?」

って感じでした。自転車奥深し。。。


チェーンの交換方法はネットで調べるとたくさん出てきました。
ただチェーン種類の選び方はあまり出てこなかったので書いておきたいと思います。
私同様初めてチェーンを変えるという方の参考になればと思います。






























チェーンの種類は「ギヤの段数」によって決まるみたいです。
ママチャリのようにシングルギヤの自転車、安い自転車によくある7段ギヤくらいの自転車、
さらにスピードが出せる9段、10段ギヤ、そしてそれ以上のギヤ段数。

ではギヤの段数が違うとチェーンの何が違うのか。
幅が違うんだそうです。

以下はチェーンを上から見たイメージです。






















①の幅はギヤがはまるチェーン内側の幅です。
広い方と狭い方の幅がありますが、狭い方の幅です。内リンク内幅とか言うらしいです。

②はチェーン自体の幅です。これも広い方と狭い方の幅がありますが、
これは広い方の幅です。外リンク外幅とか言うらしいです。


では各幅の違いにどんな意味があるのか。
①内リンク内幅の違いは使われているギヤの歯の厚みに関係するのだそうです。

ギヤの厚みは大まかにいうと2種類ありまして、厚歯と言われる厚いギヤと、
薄歯と言われる薄いギヤがあります。

ママチャリ等シングルギヤの自転車にはこの厚歯という種類のギヤが使われています。

対して、ギヤ段数が増えてくるとギヤの厚みを薄くする必要があり、厚みの薄い
薄歯というギヤが使われると。
ギヤの厚みにあわせて内リンク内幅が異なるチェーンが必要になるわけです。
これが①内リンク内幅が異なる理由です。


次に②外リンク外幅です。
ギヤ段数が増えギヤが薄くなると隣り合うギヤとの間隔も狭くなってきます。
外リンク外幅の広いチェーンだと隣のギヤとチェーンが干渉してしまうわけです。
なのでチェーン自体の幅を狭くする必要があるんです。
これが②外リンク外幅が異なる理由です。

自転車素人の私が同じく素人の方に説明するとこんな感じです。


以下私がよく見かけたギヤ段数と各幅の対応表です。
実測値とネットで拾った数値が混じっておりますが。















以上から、

・9段ギヤの自転車に10段ギヤ用チェーンは使うことが出来る。それ以外互換性は皆無。
・なので元からついていた仕様のチェーンを使うことが鉄則。

という感じでしょうか。


じゃあ自分の自転車に今ついているチェーンはどれ?ということになります。

チェーンは「内リンク内幅○mm、外リンク外幅△mm」という表記で販売されていません。
「□段」、「□速」、「□スピード」、「□S(speedの略?)」のような表記で販売されています。
「シングル」、「6,7,8段」、「9速」、「10スピード」、「11S」のような感じです。

では自転車のギヤ段数を調べれば完璧かというと、そうでもないようです。
シングルギヤ自転車に9段ギヤ用チェーンが使われていたりなんてこともあります。
なので確実なのは自転車についているチェーンの幅を実測することだと思います。
外リンク外幅が6.6mmだったとすると、それは9段ギヤ用チェーンだと分かるのです。


という感じでチェーンの仕様を調べます。
厳密にはメーカーによる違いとか、メーカー独自の規格がとかあるようですが、おおよそ
上記のようになっているみたいです。

まぁ高級なチェーンでなければ1,000円~2,000円でだいたい買えるようなので
失敗してもたかがしれています。







で、実際私が「DoppelGanger 101」の交換用に買ったチェーンは

KMC Z410RB

というシングルギヤ用のチェーンです。
アマゾンで1,100円くらいです。とてもお安い部類のチェーンです。
チェーンというともう少し黒っぽいイメージですが、これは防錆処理してあるので銀色です。























「KMC」というメーカーを選んだ理由は、

・元ついていたチェーンが「KMC」のものだった
・チェーンを簡単につなげる仕組みがある

この2点です。


2つ目のチェーンをつなげる仕組みに関して書きたいと思います。

チェーンというのはもちろん輪になっています。
しかし売っている交換用チェーンは輪になっていません。
自転車に取り付けるには自分の自転車に合わせて長さを短くし、チェーンの端と端を
つなげる必要があります。

この「つなげる」ための「ピン」があるのですが、これが再利用不可なのと、
専用の工具(チェーンカッター)が必要になります。
※チェーン購入後自転車に合わせて長さを短くする際チェーンカッターは必須


で、「KMC」は「クリップコネクター」とか、「ミッシングリンク」というコネクターがあり、
これが「ピン」の代わりとなります。これらコネクターは専用工具を使わなくても
簡単にチェーンをつなげられ、また外せるのです。
しかもこれらコネクターは再利用可能です。ともかく便利なのでおススメです。

クリップコネクター(Z410RB付属)
・シングルギヤ用
・KMCチェーン専用かどうかは不明






ミッシングリンク(型番:CL559R)
・10スピードギヤ用
・KMCチェーン、シマノチェーン用

















ただ「KMC」以外にも「BBB」の「スマートリンク」とか、同様なコネクタがあるので
調べてみてください。「よく分からない」という方は「KMC」でいいように思います。







以上、交換用チェーンの選び方に関して書いてみました。
(あくまで素人調べなので間違いがあったらすいません)

チェーンリングを大きくしたわけですが、なんとか15mmくらいフレームとの余裕を
作ることが出来ました。




















以上交換用チェーンの選び方参考にしていただければと思います。






















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