125億ドル。スゴイ額ですね~。
AndroidがiOSに肩を並べるようになったのはメーカーの大小関わらずAndroidを載せた
端末を作ることが出来たという状況が大きかったと思います。
他社にOSを提供しないiOSがあったためにメーカーはこぞってAndroid機を開発しました。
Honeycombになってからそうそう自由に誰でもがAndroid機を作れるわけではなくなった
ようですが、それでもAppleと比べれば複数のメーカーが端末を作るという状況であることに
変わりありません。
複数メーカーが作れる状態のため、各メーカーは端末にメーカー独自の個性を
付けてきましたが、その個性がAndroidにとってマイナスの面も持っているのだと思います。
が、ここに来てモトローラ買収です。
以下私の勝手な想像ですが、
・Androidが十分に広まってきたため、「誰でもAndroid機を作れる」というフェーズは終了だ。
・Windowsのように誰でもハードを作れる状態より、Appleのように戦略的なハードを作りたい。
・戦略的で統一的なハードがあればより幅広いビジネスが可能だ。
なんてことなのかなと想像しています。
パソコンにおいてはWindows方式がApple方式に勝利しましたが、スマートフォンにおいては
Apple方式がベターということではないかなと。
MicrosoftもNOKIA買収とかしちゃうのでしょうか。。。
何にせよ、Androidの弱点は端末に戦略と統一性がないことだと感じています。
iOSにない自由度を保持しつつ、iOS端末のような戦略性を持ったハードを開発してくれる
ことを期待しています。
個人的には「Atrix 4G」のような端末で、Webtopの代わりにChrome OSが載ったスマホを
期待しております。
そうなるとWindowsを使わなくなるユーザーが増えるのではないかと思います。
ちなみに、「ChromeFree」は「Chromeは無料」ということでも、「Chromeはいらない」という
ことでもございません。
以上モトローラ買収に関して思うこと書いてみました。