自分が気に入ったカメラであれば売れてようが、売れてなかろうが私は気にしません。
しかし「RX10」シリーズが売れていないカメラだということで困ることがあります。
それは、
「RX10専用アルカスイス互換L型プレート」
を販売する会社が皆無であるという点です。
ネットで調べてみると、パナソニック「 GH-2」用のL型プレートが「RX10」にフィット
すると海外の掲示板(DPREVIEW) にありました。実際に装着した写真が こちら。
ただ、GH-2用では横にあるUSB端子のカバーが開かず、USB充電が出来ないそうです。
「RX10」専用ではないので色々不都合があるわけです。
というわけで、私は汎用L型プレートを「RX10Ⅱ」に合うよう自分で削るりました。
私は三脚や雲台などRRSを愛用しています。
なのでRRSの汎用L型プレートを使うことにしました。
Really Right Stuff Multi-Camera L-Plate $105 weight:96g height:80mm Length:111mm width:38mm |
ちなみに、このままをRX10に着けると、
・底面の電池カバーが開かない
・液晶が開かない
・USB端子のカバーが開かない
・フォーカスモード切り替えがしづらい
という感じでまったく使いものになりません。
今にして思えば、どうせ好き勝手削ってしまうなら中国製の安い汎用プレートを使えば
よかったなぁと思ったりもします。。。
アマゾンを見ると1,500円くらいの汎用L型プレートが売っていました。
で、実際に削ったものがこちらです。
削った部分はアルミの地が見えているので銀色になっています。
色々削っているというのがお分かりいただけるかと思います。
以降削ったポイントをいくつかご紹介したいと思います。
・棒ヤスリ各種(1,000円ほどの安物) ・小型万力(1,500円ほどの安物) |
1.電池カバー部分 最初はもっと長かったのですが、切って短くしました。 そうしないと電池カバーが開きません。 USB挿して充電出来ちゃうんで電池取り出すことは そうありませんが。 |
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2.液晶部分 そもそもチルト液晶用としては不向きなようで、 液晶を抑え込むような出っ張りがありました。 それを削る必要があります。 また、液晶をチルトさせるのに引っ張るわけですが、 指で液晶を引っ張りやすくするための切り欠きを 左右2箇所作りました。 |
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3.各種端子カバー部分 私はUSBを挿して充電するので、このカバーが 開かないとプレートを常時装着出来ません。 この部分の削りが一番面倒でした。 |
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4.フォーカスモードツマミ部分 プレートを着けるとツマミ部分が結構奥まってしまい、 ツマミが回しづらいんです。 なので指先が入りやすいように削りました。 |
といった部分を削ることで、「RX10Ⅱ」で不自由なく使えるL型プレートになりました。
ただ、削った部分はアルミの地が出てしまいピカっているので、紙ヤスリで仕上げ処理し
アルマイト加工を業者さんにお願いしてみようと思っています。
2015/09/17追記------------------------------------------------------------------
アルマイト業者さんに、
・既存アルマイトの剥離
・黒色アルマイト処理
をお願いし、戻ってきました。
予想以上に綺麗な仕上がりに驚きました。
元のアルマイト剥離含め2,000円程度でした。オススメです。
2015/09/17追記------------------------------------------------------------------
今後も「RX10」シリーズ専用のL型プレート販売は期待できないだろうと思います。
「GH-2」用を流用するなども万能ではなく、自分で削って作るしかないかなという感じです。
「RX10」シリーズは風景や静物撮影にとても適したカメラだと思うので、
アルカスイス互換のL型プレートがあれば便利さアップ間違いなしだと思います。
「RX10」シリーズをお使いでアルカスイス互換雲台をお使いの方。
ちょっと面倒ではありますが、汎用L型プレートを削るのオススメです。
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