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2015/08/24

「RX10M2」買ってみました その5 ~ ArcaSwiss互換プレート ~

「RX10」シリーズはそれほど数が売れるカメラではないと思います。

自分が気に入ったカメラであれば売れてようが、売れてなかろうが私は気にしません。
しかし「RX10」シリーズが売れていないカメラだということで困ることがあります。
それは、

「RX10専用アルカスイス互換L型プレート」

を販売する会社が皆無であるという点です。






ネットで調べてみると、パナソニック「 GH-2」用のL型プレートが「RX10」にフィット
すると海外の掲示板(DPREVIEW) にありました。実際に装着した写真が こちら
ただ、GH-2用では横にあるUSB端子のカバーが開かず、USB充電が出来ないそうです。
「RX10」専用ではないので色々不都合があるわけです。

というわけで、私は汎用L型プレートを「RX10Ⅱ」に合うよう自分で削るりました。






私は三脚や雲台などRRSを愛用しています。
なのでRRSの汎用L型プレートを使うことにしました。

Really Right Stuff
Multi-Camera L-Plate

$105

weight:96g
height:80mm
Length:111mm
width:38mm


ちなみに、このままをRX10に着けると、

・底面の電池カバーが開かない
・液晶が開かない
・USB端子のカバーが開かない
・フォーカスモード切り替えがしづらい

という感じでまったく使いものになりません。
今にして思えば、どうせ好き勝手削ってしまうなら中国製の安い汎用プレートを使えば
よかったなぁと思ったりもします。。。
アマゾンを見ると1,500円くらいの汎用L型プレートが売っていました。






で、実際に削ったものがこちらです。
削った部分はアルミの地が見えているので銀色になっています。
色々削っているというのがお分かりいただけるかと思います。

以降削ったポイントをいくつかご紹介したいと思います。

・棒ヤスリ各種(1,000円ほどの安物)
・小型万力(1,500円ほどの安物)


1.電池カバー部分

最初はもっと長かったのですが、切って短くしました。
そうしないと電池カバーが開きません。

USB挿して充電出来ちゃうんで電池取り出すことは
そうありませんが。
2.液晶部分

そもそもチルト液晶用としては不向きなようで、
液晶を抑え込むような出っ張りがありました。
それを削る必要があります。

また、液晶をチルトさせるのに引っ張るわけですが、
指で液晶を引っ張りやすくするための切り欠きを
左右2箇所作りました。
3.各種端子カバー部分

私はUSBを挿して充電するので、このカバーが
開かないとプレートを常時装着出来ません。

この部分の削りが一番面倒でした。
4.フォーカスモードツマミ部分

プレートを着けるとツマミ部分が結構奥まってしまい、
ツマミが回しづらいんです。

なので指先が入りやすいように削りました。


といった部分を削ることで、「RX10Ⅱ」で不自由なく使えるL型プレートになりました。

ただ、削った部分はアルミの地が出てしまいピカっているので、紙ヤスリで仕上げ処理し
アルマイト加工を業者さんにお願いしてみようと思っています。


2015/09/17追記------------------------------------------------------------------

アルマイト業者さんに、

・既存アルマイトの剥離
・黒色アルマイト処理

をお願いし、戻ってきました。


予想以上に綺麗な仕上がりに驚きました。
元のアルマイト剥離含め2,000円程度でした。オススメです。


2015/09/17追記------------------------------------------------------------------






今後も「RX10」シリーズ専用のL型プレート販売は期待できないだろうと思います。
「GH-2」用を流用するなども万能ではなく、自分で削って作るしかないかなという感じです。

「RX10」シリーズは風景や静物撮影にとても適したカメラだと思うので、
アルカスイス互換のL型プレートがあれば便利さアップ間違いなしだと思います。

「RX10」シリーズをお使いでアルカスイス互換雲台をお使いの方。
ちょっと面倒ではありますが、汎用L型プレートを削るのオススメです。

























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