夜景モードやフラッシュや三脚を使わず、暗いレストランで料理の写真を撮ったりする
のであればもっと大きなセンサーを搭載したカメラが適しているだろうなと感じました。
というわけで、感度別に写真を撮ってみました。
なお、同時に
・フルサイズセンサー搭載の「α7RⅡ&SEL55F18Z(55mm)」
・APS-Cセンサー搭載の「NEX-5T&SEL35F18(換算52.5mm)」
でも同じ条件(換算焦点距離50mm近辺、F5.6固定)で撮影をしました。
撮影条件を合わせるため、最短撮影距離が最長の「SEL55F18Z」に合わせて構図を
決めました。なので全ての写真で中央をトリミングで切り出しています。
以下ISOを変えて撮影した写真です。
RX10ⅡはISO12800まで、NEX-5TはISO25600まで、α7RⅡはISO102400までです。
以上ですがいかがでしょうか?
「RX10Ⅱ」はISO800とISO1600の間に一つ大きな壁といいますか、1600になると
大きくディテールが失われるなと感じました。
それと、フルフレームの「α7RⅡ」とは差がさすがに大きいですが、APS-Cである
「NEX-5T」とはそれほど大きな差がないように感じます。
『「RX10Ⅱ」は高感度が弱い』と感じていましたが、実際に高感度テストを比較すると
1インチとAPS-Cでそれほど差がないようにも思います。
「RX10Ⅱ」の最新センサーが優れているのか、NEX-5Tのセンサーが時代遅れなのか、1インチとAPS-Cではそもそもさほど差が出てこないのか、理由は分かりませんが。
冒頭の料理の写真は絞り優先、ISOはAUTOで撮影しました。
焦点距離は35mm換算で24mm、SSは1/30、手ブレ補正ON、そしてISOは2000です。
手ブレ補正ONならSS1/30はちょっと保険かけ過ぎな速度だと思います。
最近のSONY機にはISO AUTO設定時、ISO値を高め(SS速め)にするか、
ISO値低め(SS遅め)にするのか選択することが出来るようになっています。
SSの下限設定も可能です。設定項目名としては「ISO AUTO低速限界」となっています。
きちんとホールドして撮影出来るのであれば、この設定を変えることでISO値を低く
抑えることが出来るだろうと思います。
以上ですが参考にしていただければと思います。
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