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2015/08/16

「RX10M2」買ってみました その4 ~ DMFに不満 ~

私は以前「RX100Ⅱ」を使用していました。


「RX100Ⅱ」に対しいくつかの不満がありましたが、その中の1つに

「DMFの挙動がNEXと違う」

がありました。
当時所有していた「NEX-5N」のDMFは便利に使っていましたが、「RX100Ⅱ」のDMFは
不便でした。というのも、NEX系とRX系でDMFの操作性が異なることが理由でした。
で、「RX10Ⅱ」でDMFが改善していることを期待していましたが、残念ながら
「RX100Ⅱ」とまったく同じでした。







DMF操作性の不満

以前書いた Blog記事 を要約すると、「RX100Ⅱ」のDMFは
ズームリングへの割当が常にフォーカス調整にな
のです。

ちなみに「SELP1650」を付けたEマウント機だと、
ズームリングは通常ズーム機能、シャッター半押し中はフォーカス調整として機能する
のです。

シャッターに触ってない時はズームリングでズームしたいのです。
その理由は、

・ステップズームが可能なのはズームリングのみ
・AF-S、AF-C時と同様、DMF時もズームリングでズーム出来るべき

です。






DMFに関するマニュアル記述

さて、ここでマニュアルにDMFがどう説明されているか見てみたいと思います。
「α7RⅡ」と「RX10Ⅱ」のマニュアルです。


「α7RⅡ」マニュアルより抜粋

オートフォーカスでピントを合わせたあと、手動で微調整できます。
最初からマニュアルフォーカスでピントを合わせるよりもすばやくピント合わせができ、
マクロ撮影などに便利です。



「RX10Ⅱ」マニュアルより抜粋

オートフォーカスでピントを合わせたあと、手動でピントを微調整すると、
厳密なピント合わせをしたい被写体などに有効です。
シャッターボタンを半押ししたまま、マニュアルリングを回します。


あらかじめ手動でピント調整したあと、オートフォーカスでピント調整できます。
奥の被写体にピントを合わせたいとき、オートフォーカスでは手前にあるものへピントが
合ってしまうような場合に有効です。



どうでしょうか?
「α7RⅡ」のDMFはしっくりきますよね。Eマウント機全般同様だと思われます。
AFした後にマニュアルでフォーカスを微調整出来ると。


で、問題の「RX10Ⅱ」です。
この一文。

あらかじめ手動でピント調整したあと、オートフォーカスで
ピント調整できます。

これはどういった効能があるのでしょうか?

仮にこの挙動が有用だったとして、Eマウント機では不採用、RXシリーズでは採用する
理由が何かあるのでしょうか。。。?

この謎の挙動を実現するためにズームリングでズーム出来なくなっているんだとすれば、
ホントご勘弁して欲しいなと思うわけです。






これはいずれ銀座のソニーストアで詳しそうなオジサマに聞いてみようと思います。
以上「RX10Ⅱ」のDMFに不満があるというお話でした。


2015/10/12追記------------------------------------------------------------------

先週銀座のソニーストアに行き説明スタッフの方に質問をしてきました。


すると説明スタッフの方が、
「詳細なご質問は10日ほどお時間を頂戴しますが内部の人間に確認出来ます。」
とのことでしたので質問をさせていただくことにしました。

そして質問から1週間後の昨日お返事が届きました。

「それぞれの製品の仕様です」

とのことでした。
説明スタッフの方のメールには

「せっかくご質問いただいにも関わらず、
ご期待にお応えする回答が出来ずに申し訳ございません。」

という文章が添えられていました。

「『仕様です』という回答になってしまう場合もございます」とあらかじめ聞いては
いたので、仕方ないかなという感じです。
当然ディスクローズ出来ない情報もあるでしょうし、わざわざ内部の方に質問を投げて
くださった説明スタッフの方に感謝したいと思います。

2015/10/12追記------------------------------------------------------------------

























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