「RX100Ⅱ」に対しいくつかの不満がありましたが、その中の1つに
「DMFの挙動がNEXと違う」
がありました。
当時所有していた「NEX-5N」のDMFは便利に使っていましたが、「RX100Ⅱ」のDMFは
不便でした。というのも、NEX系とRX系でDMFの操作性が異なることが理由でした。
で、「RX10Ⅱ」でDMFが改善していることを期待していましたが、残念ながら
「RX100Ⅱ」とまったく同じでした。
DMF操作性の不満 |
以前書いた Blog記事 を要約すると、「RX100Ⅱ」のDMFは
ズームリングへの割当が常にフォーカス調整になる
のです。
ちなみに「SELP1650」を付けたEマウント機だと、
ズームリングは通常ズーム機能、シャッター半押し中はフォーカス調整として機能する
のです。
シャッターに触ってない時はズームリングでズームしたいのです。
その理由は、
・ステップズームが可能なのはズームリングのみ
・AF-S、AF-C時と同様、DMF時もズームリングでズーム出来るべき
です。
DMFに関するマニュアル記述 |
さて、ここでマニュアルにDMFがどう説明されているか見てみたいと思います。
「α7RⅡ」と「RX10Ⅱ」のマニュアルです。
「α7RⅡ」マニュアルより抜粋
オートフォーカスでピントを合わせたあと、手動で微調整できます。
最初からマニュアルフォーカスでピントを合わせるよりもすばやくピント合わせができ、
マクロ撮影などに便利です。
「RX10Ⅱ」マニュアルより抜粋
オートフォーカスでピントを合わせたあと、手動でピントを微調整すると、
厳密なピント合わせをしたい被写体などに有効です。
シャッターボタンを半押ししたまま、マニュアルリングを回します。
あらかじめ手動でピント調整したあと、オートフォーカスでピント調整できます。
奥の被写体にピントを合わせたいとき、オートフォーカスでは手前にあるものへピントが
合ってしまうような場合に有効です。
「α7RⅡ」のDMFはしっくりきますよね。Eマウント機全般同様だと思われます。
AFした後にマニュアルでフォーカスを微調整出来ると。
で、問題の「RX10Ⅱ」です。
この一文。
あらかじめ手動でピント調整したあと、オートフォーカスで
ピント調整できます。
これはどういった効能があるのでしょうか?
仮にこの挙動が有用だったとして、Eマウント機では不採用、RXシリーズでは採用する
理由が何かあるのでしょうか。。。?
この謎の挙動を実現するためにズームリングでズーム出来なくなっているんだとすれば、
ホントご勘弁して欲しいなと思うわけです。
これはいずれ銀座のソニーストアで詳しそうなオジサマに聞いてみようと思います。
以上「RX10Ⅱ」のDMFに不満があるというお話でした。
2015/10/12追記------------------------------------------------------------------
先週銀座のソニーストアに行き説明スタッフの方に質問をしてきました。
すると説明スタッフの方が、
「詳細なご質問は10日ほどお時間を頂戴しますが内部の人間に確認出来ます。」
とのことでしたので質問をさせていただくことにしました。
そして質問から1週間後の昨日お返事が届きました。
「それぞれの製品の仕様です」
とのことでした。
説明スタッフの方のメールには
「せっかくご質問いただいにも関わらず、
ご期待にお応えする回答が出来ずに申し訳ございません。」
という文章が添えられていました。
「『仕様です』という回答になってしまう場合もございます」とあらかじめ聞いては
いたので、仕方ないかなという感じです。
当然ディスクローズ出来ない情報もあるでしょうし、わざわざ内部の方に質問を投げて
くださった説明スタッフの方に感謝したいと思います。
2015/10/12追記------------------------------------------------------------------
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