最終回です。今回は私が購入したLEDパネルライトについて詳しく書いてみたいと思います。
昨今よく見かける「LEDライトパネル」ですが、2つの方式があります。
・パネル全面にLEDライトが並んでいるタイプ
・パネル周囲にLEDライトが並んでいるタイプ
の2つです。
私が購入したのでは後者のパネル周囲にLEDライトが並んでいるタイプのものです。
LED配置の違い |
左側が「全面」にLEDライトがあるタイプ、右側は私が購入した「周囲」にLEDがある
タイプです。周囲にLEDが並んでいるタイプはLEDがどこにあるのかよく分かりません。
点灯してみると周囲にLEDがあるのが分かります。
左側が「全面」にLEDライトがあるタイプ、右側が「周囲」にLEDがあるタイプです。
「周囲」にLEDがあるタイプを分解してみました。
周囲にびっしりとチップ型のLEDが並んでいるのが分かります。
それと、真ん中の白い部分。これは白い厚紙でした。
この白い紙が反射板の役割で、光を前面に放射するようになっているようです。
また、白い厚紙の上には↓のプラスチックの板がはめこまれていました。
この板には小さなドットがあり、拡散板の役割をこの板がしているようです。
それぞれの特徴 |
それぞれの特徴としては、
[LED数] : 全面タイプ > 周囲タイプ
周囲にだけLEDを並べたものと、全面にLEDを並べたものとで比べれば、当然全面にLEDを
並べたもののほうがLEDの数は多いです。
[明るさ] : 全面タイプ > 周囲タイプ
単純にLEDの数が多いので、全面にLEDを並べたもののほうが一般的に明るいと思います。
また砲弾型LEDは前面に光を効率的に放射する特性もあるようで、全面に砲弾型LEDを
配したもののほうが明るいと思われます。
[発熱] : 全面タイプ > 周囲タイプ
これも単純にLEDの数で、「全面」にLEDのあるタイプのほうが熱くなるんだろうと
思います。大型の全面タイプには大抵ファンが付いています。
発熱が多いこと、ファンによる音ノイズがあるというマイナス面はありますが、全面に
LEDを配したライトのほうが一般的には明るいというメリットがあります。
ではなぜ私が「周囲」にLEDがあるものを購入したかというと、反射の写り込みです。
これはツルツルの商品パッケージに、LEDパネルライトが反射し写り込んだ写真です。
全面にLEDが並んでいるタイプのものは砲弾型のLED1つ1つが認識出来てしまいます。
対して周囲にLEDが並んでいるタイプのものはLED1つ1つは認識出来ません。
通常は写り込んでも白飛びしてしまい、LED1つ1つが認識出来るような写真になることは
まずありません。しかし露出を下げて撮るだとか、弱く発光させて撮るような場合は認識
出来る写真になってしまうと思います。
ライティングの反射が写り込んでしまう時点でライティングとしてはあまり良い状況では
ないのかもしれませんが、私のような素人が撮ると予期せず写り込んでしいます。
動画撮影で車にLEDパネルライトが写り込んでしまった動画があります。
以下動画の11秒以降くらい、タイヤの後ろの四角い写り込みです。
露出が低すぎるということもありませんし、MAXの明るさで使っていたので白飛びして
いますが、仮にこんな動画でLED1つ1つが認識出来る状態だとちょっと気持ち悪いかなと
思うんです。
まとめ |
長々と計4回にわたり書いてまいりましたが、サラッと書いてしまいますと、
・瞬間光(フラッシュ)より定常光(LEDライト等)
・3灯ライティング
・LEDパネルライト
・パネル周囲にLEDを配したLEDパネルライト
が、私のようにライティング初心者には始めやすいと思います。
参考にしていただければ幸いです。
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