< Translate >

2015/10/05

「Pebble Time」買ってみました その2 ~ ホントに便利? ~

9月22日に「Pebble Time」を「Pebble.com」で注文。
9月23日に発送。
9月24日に「Pebble Time Round」が発表され若干凹む。
10月2日に到着。

シンガポールから10日ほどで届きました。


セットアップや日本語化など最低限使えるようになったので、2日ほど触ってみた感想を
書いてみたいと思います。







スマートウォッチの便利さとは

私は数ヶ月前までスマートウォッチに否定的でした。まだ買うのは早いと考えていました。
「通知を確認するくらいしかまだ出来ることがない」からです。

対してスマートウォッチを便利に使っているという方は「スマホを触る頻度が減った」
という感想が多いようです。
スマートウォッチで通知を確認出来、重要な通知以外は無視出来るようになる。
するとスマホをポケットから取り出す、バッグから取り出すなどの手間、面倒が低減される。
スマホを触る頻度が減ることの便利さというのはそういうことだと思います。


ただ、ポケットからスマホを出すってそれほど面倒でしょうか?
女性であればハンドバッグからスマホを取り出すことがそれほど面倒でしょうか?
私はスマホをパンツのポケットに入れて持ち歩きますが、ポケットからスマホを出すことを
さほど苦に思ってはいません。それよりもスマートウォッチの小さな画面で情報を
確認することのほうがよほど苦に思えました。

で、実際「Pebble Time」を2日使ってみた感想ですが、確かに便利です^^;
というかとても便利です。これは流行るなと確信出来るほどに便利です。
あくまで個人的見解ですが。


私はファッションとして腕時計をします。
CHANELのJ12、DiorのCHIFFRE ROUGE、SuuntoのCORE、G-SHOCKのJason。
どれも気に入ったデザインです。

最近は腕時計ではなくスマホで時間を見る人が多いようですが、私は腕時計で時間を見ます。
なぜ腕時計で時間を見るかといえば、お気に入りの腕時計をせっかくしているからです。
時間をスマホで見るようになったら腕時計をする理由がなくなってしまいます。
私は自分が腕時計をする理由をその程度に思っていました。

ところがです。「Pebble Time」で通知を見て今更ながら思い知りました。
「腕時計というアイテムは情報を確認するのにとても良いポジションにいる」ということを。
ポケットから取り出してスマホを見ることが面倒かどうかより、腕時計で情報を
確認出来ることがいかに楽なのかということです。


「時間はスマホではなく腕時計で見る」という方、スマートウォッチ是非お試しください。






特に便利だと感じるところ

私が使用2日目にして特に便利だと感じているのは、

バイクに乗っている時でも通知を確認出来、最低限返事を返せること
天気予報を腕時計で確認出来るところ
今いる場所で雨が降りそうになると通知が来ること

の3つです。


車であればスマホをいじることは難しくありません。
赤信号で停まっている時にスマホを見て、Lineで簡単な返事を書くことも出来ます。
しかしバイクではこれがなかなか難しいのです。

車だと、信号が青に変わったらスマホを脚の上に置いてハンドルを握れば運転再開出来ます。
しかしバイクだとスマホを小物入れとかポケットとかに仕舞わないといけないのです。
ササッとスマホを仕舞うというのが面倒そうで、私はバイクでは赤信号の時にスマホを
触ることはありません。

そこでスマートウォッチです。
スマホと違って小物いれ、ポケットにスマートウォッチを仕舞う必要がありません。
青信号に変わったらそのままハンドルを握って運転再開出来るのです。
友達との待ち合わせにバイクで向かっているとか、そんな時にスマートウォッチは便利です。



そして天気予報です。

以下は私が「Pebble Time」で見ている天気予報画面です。
左2つは時計画面の表示で、右のは天気予報アプリの画面です。



時計画面には現在の天気、気温が表示されています。
腕を振ると画面が切り替わり、直近3日分の天気、最高気温、最低気温が表示されます。
そして天気予報アプリには直近12時間くらいの天気、気温が表示されます。
どちらもGPSの位置情報をみて近い場所の天気を表示しているようです。

例えばアウトドア系腕時計には気圧センサーで気圧の変化をみて天気予報的な表示を
してくれるものもあります。しかしスマートウォッチなら完全に天気予報を表示出来ます。
私がスマートウォッチを買う決心をした半分は、天気予報を腕時計で確認出来るからです。


そしてこれも天気絡みなのですが、雨雲接近を通知してくれるアプリです。
これはスマホ上で動作するヤフーの天気予報アプリで、今居る場所に雨雲が近づくと
スマートウォッチに通知がきます。



バイクに乗った時便利だろう、天気予報が見れたら便利だろうというのは想定内でした。
だからスマートウォッチを買う決心をしたのです。
しかし、雨雲接近をスマートウォッチに通知してくれるというのは想定外でした。
断言しますが、ハートビートをシェアすることより雨雲接近を通知してくれることのほうが
重要です。

雨雲接近を通知してくれるというのはスマートウォッチにとってとても象徴的だと感じます。
スマートウォッチを便利なものにするのは新しい何かではなく、身の回りにある瑣末な情報
なんだろうと私は思うのです。







誰にとって便利か?

今スマートウォッチを買っている方というのはTECH好き、新しもの好きだと思います。
また特に「Pebble」で言えばビジネスマンでしょうか。
まったくの想像ですが大外しはしていないと思います。

スマホを使っている方であれば、ビジネスマンだろうが学生だろうが誰にとっても便利だと
思います。なので今後ごく一般的なスマホユーザーに浸透していくと思いますが、私は

・主婦
・子育て中のママ
・お年寄り

例えば上記のような方々も便利だと感じるのではないかと思うんです。


夕飯の買い物に出かける、洗濯物を干す。どちらもスマートウォッチで天気が見れたら
便利です。子供を抱っこして、荷物が多くてスマホをバッグから取り出せないママでも
スマートウォッチなら確認出来ると思います。
そしてお年寄り。電話機が鳴っても呼び出し音が聞こえづらいかもしれません。
しかしスマートウォッチがブルっとすれば気が付きます。
携帯電話ならどこかに置き忘れてしまうこともあるでしょう。しかしスマートウォッチなら
置き忘れることもありません。心拍数、歩数計のログは安否確認にもなります。


身の回りにある瑣末な情報に低負荷でアクセス出来るスマートウォッチ。
これは想像以上に可能性を秘めているのではないかと私は思うのです。







という感じで今更スマートウォッチをべた褒めです^^;

iPhone初代が出た当時、私は銀座Appleで触って衝撃を受けたことを覚えています。
私は当時WindowsCEを使っていました。それと比較してiPhoneは衝撃的な操作性でした。
実際に触ってみて、「iPhoneが時代を1つ先に進めた」と実感しました。
スマートウォッチも実際に通知を腕で感じ、見ることで印象は大きく変わりました。
これは当たり前になる世の中が来ると今は思っています。

私が所有するCHANEL、Diorの時計は「ETA社」のムーブメントで動いています。
将来、
「腕時計のムーブメントはモトローラとファーウェイの2社で世界シェア7割を占める」
なんて時代が来るのかもしれません。

以上、スマートウォッチが便利なのか?について書いてみました。
あくまでプライベートオピニオンではございますが参考にしていただければ幸いです。



























0 件のコメント :