2010年に初めて「それなりのカメラ(Canon S90)」を買ってから早4年。
先月には10万円を超えるミラーレス用レンズ「SEL1635Z」を買い、そろそろ機材を
きちんと保管したいと思い防湿庫を買ってみました。
私が防湿庫購入に際し迷ったのは、
・メーカー
・サイズ(容量)
の2点です。
この2点に関しては迷われる方も多いと思うので、私なりの判断材料を書いてみたいと
思います。※あくまでaslan調べでございます。
1.メーカー |
候補1:東洋リビング
・防湿庫のスタンダード
・棚が引き出し式になっていて、出し入れが容易そう
・他よりお高い
候補2:トーリ・ハン
・「薄型シリーズ」がある
候補3:ハクバ
・他よりお安い
なんとなく、東洋リビングのを買っておけば間違いないという雰囲気を感じ取りました。
ただ、防湿庫というのはとてもローテクな機器です。テクノロジーとしては5年前から
そう進歩していないと思います。つまり、どれを買っても性能やランニングコスト等に
激的な違いがあるとは思えません。
ハクバなら他メーカーより若干安いという特徴があったり、トーリ・ハンは他メーカーに
はない薄型シリーズがあったり、東洋リビング以外を選ぶ理由も十分にあります。
そんな中、私は薄型であることを重視しトーリ・ハンを選びました。
トーリ・ハンの薄型シリーズは奥行きがいわゆる「カラーボックス収納」のそれと近く、
防湿庫を部屋に設置するのに都合が良いかなと考えました。
私はカラーボックスの中に設置していますが、カラーボックスと並べて設置するとか、
カラーボックスの上に設置するとか、そういう場合にはトーリ・ハンの薄型シリーズ
オススメです。
2.サイズ |
防湿庫のサイズに関して、「大き目のを買うべき」というレビューを書いている方が
大半です。私も「大き目のを買うべき」という意見に賛成です。
理由は、
・防湿庫を買うのはカメラが楽しくなり始めの頃。その後機材の量は間違いなく増える。
・棚の枚数を増やせば収納数は増えるが、高さに余裕がないと出し入れがし辛い。
・ギュウギュウに収納するより、余裕を持って収納したほうが見ていて美しい。
の3点です。
初めて防湿庫を買うという方、ドライボックスをやめて防湿庫に移行しようという方の
多くはカメラが楽しくなってきたというタイミングであることが多いように想像します。
私はそうでした。なので防湿庫を買った後もしばらくは機材が増えるだろうと思います。
例えば今持っている機材の量が倍になっても収納出来るサイズだとか、レンズが5本増えても
収納出来るサイズだとか、大き目のものを購入するべきだろうと思います。
次に高さです。
例えば入れたレンズと、その上の段の棚板までの隙間が3cmしかなかったとします。
するとレンズの上部に手が入りません。
レンズを上に持ち上げて取り出すということが出来ません。
もちろんカメラを取り出す時も同様です。最低でも5cm~10cmくらい隙間がないと
手が入りません。防湿庫の奥行きが深ければますます奥まで手が届きづらくなります。
大抵の防湿庫は棚板を追加で購入出来て段数を増やすことができます。
すると収納の量自体は増えます。しかし取り出しやすさは大きく低下します。
ただ、東洋リビングの棚板のように引き出し式ならこの問題は回避出来ます。
出来る限り小さい防湿庫に多くの機材を入れたいという方は東洋リビングをオススメします。
最後に見た目の美しさです。
ギュウギュウに詰め込んだ防湿庫よりも、整然と余裕をもってカメラをディスプレイされた
防湿庫のほうが見ていて美しいと思います。
せっかく仕事ではなく趣味でカメラを楽しんでいるわけですから、単なる道具として
カメラを保管するのではなく、眺めても楽しいようにディスプレイしたほうが良いだろうと
思うのです。
以上が大き目の防湿庫をオススメする理由です。
以下は私が購入したトーリ・ハンの「EC-50TH(47L)」のお写真です。
だいぶスカスカではございますが、カメラがもう1~2台、レンズは計10本くらいに
なることを想定してこのサイズにしました。
最後に、防湿庫は春頃、梅雨の前にでも購入することをオススメいたします。
私は12月に買ったわけですが、部屋の湿度が40%ほどしかないので、防湿庫の威力、効果を
まだ実感出来ていません。。。
レビューしている方は「庫内の湿度はゆっくり低下していきます」なんてことを書かれて
いますが、私の場合梱包を解いてダンボールから出した時点ですでに湿度計は40%を
指していました。複雑な気分でした^^;
以上ですが、防湿庫選定の参考にしていただければ幸いです。
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