「Galaxy S2（SC-02C）」買いました パート5 ～4.4 Kit Kat導入～

2年と少々使った「Galaxy S2」から「Xperia Z Ultra」に最近機種変しましたが、
「Galaxy S2」をどうしたものかと考えていました。

正直それほど「Galaxy S2」に不満があったわけではないので、もう少しのあいだサブ的に
働いてもらおうかと思い、最新のOS「Kit Kat」を入れてみました。

私あまりroot化とかカスタムROMとか詳しくないのですが、先人達のブログを参考に
やってみました。

詳しい方には不要かと思いますが、私同様詳しくないという方の参考になればと思います。
基本的な流れは「Galaxy Ta 10.1」のroot化と同じです。


お約束ではありますが、カスタムROM導入は失敗するとAndroidが一切起動しないということに
なったりします。またカスタムROMを導入するとドコモの保証もなくなります。
というリスクを踏まえ導入してください。

私は別にメイン機があるのでカスタムROMを導入しましたが、現役でS2を使っていらっしゃるなら
おススメは出来ません。






1.必要なファイルを用意する                                                                                

a.Odin（bのリカバリ環境をスマホにインストールするためのPCで動作するプログラム）


b.Galaxy S2用のリカバリ環境（CWM）
※リカバリ環境とはスマホを丸ごとバックアップを取ったり、復元したりするためのプログラム
※リカバリ環境の機能を使ってカスタムROMを導入します
※「4.0.x」の「純正系ROM向け」の「最新版 v2.2.8」を使わせていただきました


c.Kit KatのカスタムROM（Galaxy S2用にKit Katをカスタムしたもの）
※色々種類があるようですが、上記はその中の「SlimKat」というカスタムROMです
※2014/2/18現在、安定版「build3 official」がリリースされています。

2014/02/18追記--------------------------------------------------------------

カスタムROMへのリンクを最新の安定版に修正しました。

2014/02/18追記--------------------------------------------------------------


d.Google純正のアプリ達（GAPPSと呼ばれているらしい　GMAILとかGoogle Playとか）
※2014/2/18現在、最新版は「Slim_AIO_gapps.4.4.build3」

2014/02/18追記--------------------------------------------------------------

GAPPSへのリンクを最新版に修正しました。

2014/02/18追記--------------------------------------------------------------


e.SuperSU（root化するためのプログラム）
※root化不要なら必要ありません






2.「c」「d」をZIPファイルのままスマホの「/sdcard/」以下に適当にコピーしておく            

「/sdcard/installすべきファイル/Slim_AIO_gapps.4.4.1.beta.1.5.zip」みたいな感じで






3.リカバリー環境（CWM）をGalaxy S2にインストールする                                             

手順はほとんど「Galaxy Tab 10.1のroot化 ステップ.3」と同じです。

1点、ダウンロードモードで起動するのにGalaxy Tabは「電源」＋「Volマイナス」でしたが、
S2は「電源」＋「Volマイナス」＋「ホーム」の3つ同時押しになります。






4.CWMを起動し、カスタムROM、GAPPSをインストールする                                         

各種インストールも「Galaxy Tab 10.1のroot化 ステップ.5」と同じです。
なおCWMを起動するには「電源」＋「Volプラス」＋「ホーム」の3つ同時押しになります。

1点、以前は考えてもいなかったのですが、WIPEといってシステムをクリーンにする必要が
あるようです。キャッシュデータを削除する工程のようです。

手順はSlimKat提供元のサイトに書かれています。
・data/factory reset
・mounts and storage section format system
の2つです。

上記WIPE工程を各種インストール前に実行してください。
カスタムROMとGAPPSのインストールが完了したらREBOOTしてKitKatを起動します。


KitKatの起動ですが、電源ボタンを押すとまずドコモのロゴが、その後「SlimKAT」のロゴが
表示されます。「SlimKAT」の表示が消えるとKitKatが起動します。
電源ボタンを押してから40秒くらい起動にかかります。

もしドコモのロゴのところで1分も2分も止まったままとか、「SlimKAT」のロゴのまま数分
止まってるとかだと何かが失敗だと思われます。

このリスクを回避するためにWIPE前にバックアップを取ることをおススメします。
実際復元したことはありませんが、精神的に楽にはなると思います。






5.必要ならSuperSUもインストールする                                                                  

「SlimKAT」がインストールされるとリカバリ環境が「TWRP」になります。
Google PlayからSuperSUをインストールしてもroot化出来るのか、リカバリ環境からSuperSUを
入れないといけないのか私には分かりません。私はリカバリ環境からインストールしました。

1点CWMと違うのは、TWRPはGalaxy S2内蔵メモリ上疑似SDカードは読めず、実際の
マイクロSDしか読めないようでした。
なのでSuperSUのZIPはマイクロSDカード上に入れておき、TWRPを起動してインストールしました。













以上ですが、なんら不自由なくKitKatが動作しています。数日使った限りは。
またSMSオプション付きMVNOのSIMを挿していますが、問題なく通信も出来ています。
セルスタンバイによる無駄な電池ロスもなさそうです。SMS付きなので当然かもしれませんが。

ただ、「SC-02C（日本のドコモ）用」ではなく「i9100（グローバル）用」のROMなのでワンセグは
視聴出来ません。私が知らないだけで視聴する術があるのかもしれませんが。

KitKatは少ないメモリでも動作すると言われています。低スペックでも動作するというのが
売りのようです。言われてみると重いWebページを見た時サクサク感が増したような気がします。
気がするレベルですが。。。

それより何より最新OSが入っているという満足感が一番大きいでしょうか。
実際はさほど4.03と変わったと実感するようなことはないと思います。


以上KitKatの導入に関してでした。






2014/03/20追記---------------------------------------------------------------

ランタイムにARTを使うとLineの通話が出来ないという問題がありましたが、
Lineを最新版（2014/03/18リリースのVer4.1.2）にしたらARTでも通話出来るようになってました。
これで晴れてARTデビューしようと思います。

2014/03/20追記---------------------------------------------------------------