スマホの機種変に際し色々と調べてみて分かったことを書いてみたいと思います。
- あくまで素人調べです
- 私同様それほど詳しくない方向けに書いた内容です
第1回目は「MVNO」に関してです。
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは? |
「通信事業者から回線を借り、その借りた回線を使い自社ブランドとして
通信サービスを行う会社」
1行で書くとこんなことらしいです。
分かりづらいので家電で例えてみます。
例えばソニーはソニーストアという直販のストアを運営しています。
しかし多くの方は安い、ポイントが付く、ということで家電量販店やkakaku.comに
載っているネットショップでソニー製品を買っていると思います。
で、私はこれまでドコモと契約してドコモの通信サービスを買ってきました。
ドコモ直販で買ってきたわけです。
ところが、2009年くらいからドコモの直販ではなく「MVNO」なるところから
ドコモの(回線を使った)通信サービスを買えるようになったのです。
通信サービスでいうところ「MVNO」は、家電でいうところの「家電量販店」
みたいなものです。
MVNOは安い? |
家電量販店の強みは一括大量仕入れです。大量に仕入れることでメーカーから
商品を安く仕入れます。ユーザー個々がメーカーから直販で購入するより量販店で
購入したほうが安くなります。
一方、kakaku.comに載っているネットショップの強みは実店舗を持たないことです。
家賃、人件費等コストがかかりません。これもまた商品を安く販売出来ます。
通信サービスはまさに「一括大量仕入れ」と「ネットショップ運営」にマッチした
商品であり、MVNOはそれを実践して低価格を実現しているんだろうと思います。
ゆえにドコモ直販で通信サービスを買うよりMVNOで買ったほうが安くなるのです。
色々正確ではないかもしれませんが、分かりやすく考えるとこんな感じだと思います。
ドコモ直販とMVNOで違いは? |
現在ドコモ回線を使ったMVNOがほとんどのようで、ドコモ直販とドコモ回線を
使ったMVNOで説明したいと思います。
1.料金 |
詳細は改めて書こうと思いますが、ドコモ直販時代の平均月額は7,000円くらいでした。
それがMVNOに替えて月額が1,641円になりました。通話料は別途なので多分2,000円
前後になると思います。月5,000円の差額は大きいです。
ただし、MVNOは安いだけにデータ通信に関して制限があります。
毎月のデータ通信は500MBまでだよとか、高速通信したければ100MBにつき
300円払ってとか。制限はプランによって様々で、自分の使い方、使う量にあった
プランを選ぶという感じです。
2.キャリア独自のサービスが使えない |
代表的なものはメールだと思います。
「~@docomo.ne.jp」のメールはMVNOでは使えません。
プロバイダで例えるなら、ニフティのメールを使うにはニフティと契約しておく必要が
あるというイメージです。
ニフティ(ドコモ)を解約してソネット(MVNO)に乗り換えた場合、
もうニフティ(ドコモ)のメールアドレスは使えません。それと同じことです。
「~@docomo.ne.jp」を使いたければドコモとの契約を残しておく必要があります。
ちなみに私の場合ですが、「~@docomo.ne.jp」をあきらめました。
理由は「Line」で代用出来そうだったからです。ふと気付けば友達のほとんどが
Lineを使っていました。
今後Lineのようにキャリア、OSに縛られないツールがますます増えてくると思います。
3.サポート体制がない |
「MVNOは安い?」で書きましたが、MVNOは基本ネット通販です。
電話サポートはありますが、ドコモショップのような実店舗はありません。
それは安さの一因ではあるのですが、サポート体制という意味で実店舗があることは
ユーザーにとって大きなメリットです。
MVNOだからといって特別難しいなんてことはありませんし、ネットで調べれば大概の
問題は解決すると思いますが、IT系に詳しくないという方にとってはまだ少しハードルが
高いんだろうと感じます。
4.データ通信オンリーのプランが多い |
私が契約しているプランは電話も出来るというプランですが、MVNOの多くは
データ通信のみのプランです。
どうもMVNOで「090~」の番号を使って電話が出来るようになった最近のようです。
なのでまだ数が少ないみたいです。
私はドコモからMNPで「b-mobile」というMVNOの電話可能プランに乗り換えました。
色々な意味で挑戦するならガラケーやWiFiルーターとスマホ2台持ちという流れに
なるのかもしれませんが、よく分からないという方は電話可能プランをおススメします。
5.2年縛り問題 |
ドコモの場合ですが、ほとんどの契約者が以下どちらかに加入していると思います。
「タイプXi にねん」:2年間継続することでスマホの基本使用料が半額になる料金プラン
「ひとりでも割50」:2年間継続することでFOMAの基本使用料が半額になるオプション
上記契約の変更、解約を2年契約満了の翌月以外で行うと違約金9,975円かかります。
(間違ってたらすいません。。。)
それに対し、MVNOは一部を除き解約申し出日の翌月末に解約出来るなど、
解約に関する縛りが断然少ないのです。
ちなみに私が契約しているプランでは最低利用期間が5ヶ月でした。
どうも電話付きプランは最低利用期間が長いようです。
6.動きが激しい |
私はMVNOの情報をネット上で色々探したんですが、1年前の情報と2013年12月現在の
情報とではだいぶ違うんです。同じプランでも名前が変わっていたり、通信速度が
引き上げられていたり、料金が下がっていたり、SMSオプションが付けられるようになっていたり。
もちろん新たなMVNO、プランが生まれては消えていくという変化もあります。
結論 |
「ともかく安いけど、ドコモのメールは使えません。。。」
色々書きましたがこれに尽きるかなと思います。私のような一般人にとっては。
私は2年縛り契約開始から2年3ヶ月目に「MVNOに替えたい!」となりました。
2年が経過すると自動的に改めて2年縛り契約が締結されます。
ドコモの優しさが財布にしみます。
私は9,975円の違約金を払って2年3ヶ月目にドコモを解約しました。
しかしです。私はMVNOに乗り換えて月5,000円安くなりました。
つまり、2年縛り満了まで2ヶ月以上あるなら違約金を払ってMVNOに
乗り換えたほうが安くつきます。
違約金は気分よく払ってしまうことをお薦めします。
以上、「MVNO」に関して書いてみました。
0 件のコメント :
コメントを投稿