「その2」で書きましたが、S100はどうにも眠たい絵になりDPP現像時シャープネス
調整が必須なんです。
で、NEX-5NやNEX-7をシャキっとしたレンズで使ってみて、
「S100が眠たい画像なのはレンズのせい・・・？」
と思うようになりました。
コンデジにNEXレベルの解像度を求めるなんてことはしませんし、シャープネスをかければ
それなりに満足な絵になるので良いのですが、
・私の撮影技術が未熟なため眠たい絵になってしまう→シャープネスに頼るのは間違い
・S100のレンズが解像度不足→自信を持ってシャープネスをかける
の判断をしたいなと思い検証してみました。
まずは以下RAW現像時シャープネスなしと、DPPでシャープネスをかけたものを
比較のために貼ってみます。
で、S100におけるシャープネスの考え方はどうなんだろう？と思っていたところ思いつきました。
カメラ内現像、またはJPEG撮って出し、またはJPEG撮影です。
以下「RAW+JPEG」で撮影し、カメラ内現像されたJPEGと、RAW画像をDPPで現像したものを
比較してみました。
なお比較のため中央近辺部分を切り出して拡大しています。
これを見ますと、カメラ内現像されたJPEGはシャープネスがかかっているようです。
私は基本RAWのみで撮影しているので、
「どうもシャープさが足りないなぁ」
と思っていたのですが、カメラ内現像でシャープネスがかかっているということは、
Canon様が「S100はシャープネスかけること前提ですよ」と言っているようなものかなと。
結論。
というわけで、冒頭の問いの答えは、
「S100のレンズが解像度不足」
ということかなと。
そんなわけで自信を持ってシャープネスをかけていこうと思います。
S100のサイズに5倍ズームで広角端F2.0とか無理をすると仕方ないんですかね・・・。
素のRAW画像は「うぅーん・・・」ですが、現像時シャープネスをいじった画質には満足しています。
「一眼に迫る画質」なんてことはないですが、
「コンデジっぽさが他の一般的コンデジと比べて少ない画質」
って感じでしょうか。
サイズは普通のコンデジですから、コンデジ感が少ないだけで私は満足です。
ちなみに、先々代のS90も素のRAW画像は眠たかったです。
と、画質に関して書きましたが、RAW画像が眠くても、それを忘れさせてくれる便利さ、
操作性の良さがあると思っています。次回はそのへんを書いてみたいと思っています。
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