前々から気になっていたVulkanoFlowを買ってみました。
で、使い勝手とか書きたいとは思うものの、とりあえずとても熱いのでまずは熱対策に
関して書きたいと思います。
今まで「これは熱過ぎてすぐ壊れるな。。。」と思って色々な機器にFANを付けてきましたが、
VulkanoFlowは一番熱いですね。これは自虐的に熱いです。
というわけで、またファン付けてみました。
Googleで検索しますと、Vulkano製品の熱が気になる方が結構いらっしゃるようで、
ノートPC用のクーラー台に載せているだとか、無線LANをOFFにするだとか
情報が出てきました。
この熱に関して最も驚くのは、VulkanoFlowでTVを見ていない時もVulkanoFlow本体が
とても熱いことです。TV見てないときまで中の人働き過ぎです。
TVを見ないときはVulkanoFlowの電源を落とす方もいるようです。
無線LANをOFFにすることで発熱が減るのかと思いきや、さほど変わった気がしません。
というわけで、またまたFANを付けちゃいました。
FAN付けてみようという方、参考にしていただければと思います。
1.VulkanoFlow（新）本体を分解する
まずはバラします。
本体裏面の4つのゴム足を外すとそれぞれネジが出てきます。
4本のネジのうち2本はヘックスネジでした。
私は iMac分解用 に新宿東急ハンズで買ったヘックスドライバを持っていたのでこれを使いました。
一本持ってると便利なヘックスドライバです。
上記4本のビスが外れるとトゥルピカの天板が外れます。
天板は周囲ツメで引っかかっています。無理やり外してもツメが折れるくらいなもんです。
下手にドライバを入れてガリガリやったりすると基板を傷付けたり、実装された
部品が取れてしまう可能性があります。手でコジ開けるのが良いと思います。
続きまして、背面ポートのシールを剥がしますとビスが4本あります。
このビスと、基板上の4本のビス、計8本のビスを外すと基板が外れます。
この写真で見て左側、ヒートシンクの付いたチップが発熱します。
あと左下あたりのDCジャック周辺部分。電源部でしょうか。この辺も発熱してる気がします。
2.FANとDCジャックを付ける
FANの電源の取り方はいつも悩むのですが、今回も一番簡単そうなUSBの5Vから取ることに
しました。ちょうどVulkanoFlow本体に謎のUSB端子もあることですし。
というわけで、FANは5V定格仕様のものを千石電商さんでお買い上げです。
なおこのVulkanoFlowですが、FANを付ける空間的余裕が大きいので60mm角、1cm厚の
FANを使うことにしました。
また、VulkanoFlow本体にあるUSB端子の隣にΦ8mmの穴を開け、そこにEIAJ#2の
DCジャックを取り付けました。
FAN自体はボルトとナットで固定しただけです。内から外に排気する方向にFANを付けました。
ラッキーなことにちょうど網目の穴の位置とFANの穴の位置が合っていて、特に加工することなく
FANの取り付けが出来ました。
なお、VulkanoFlow本体下側から排気するので、ゴム足の下にゴム足を付けて背を高くし、
本体下側に空気の流れる隙間を作っています。
FAN取り付け前は天板全体が熱かったですが、取り付け後は発熱してるチップの直上はそこそこ熱いですが、それ以外の部分は常温って感じになりました。
実はこれくらいの熱は電子機器にとって大した問題じゃないのか、または本当に早く壊れて
欲しいとメーカーが願っていてなのか私には分かりませんが、私のような素人はちょっと
不安になってしまうほどの熱だと感じます。
Vulkanoの熱対策を検討されている方、FANを内蔵しちゃうのおススメです！
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