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2012/10/31

Vulkano Flow(新)買ってみました その2 ~選択理由~

前回Vulkano Flow(新)の熱に関して書きました
今回はVulkano Flowを選択した理由を書いてみたいと思います。




















地デジ化、大手メーカーの囲い込み戦略、スマホ、タブレットの普及など。
実に色々な影響を受けてTVの視聴スタイルは現在カオス状態だと私は感じております。

私なりに現状スマホなりタブレットで地デジを観るための主な方法と、メリット、デメリットを
整理してみました。


















私がVulkano Flowを選んだ大きな理由は5つです。

1. メーカー縛りがない
2. プロテクションと無縁
3. 画質がそこそこ
4. 録画予約の操作性
5. 録画データ持ち出しは不要

※上の表画像のオレンジ色部分です。

以下簡単にご説明したいと思います。






1.メーカー縛りがない                                     

Regza、Viera、BraviaのTV、レコーダー系は自社のスマホなりタブレットでないと
リアルタイム視聴は出来ないっぽいです。サムソンのスマホ使ってる私はそもそも
日本メーカーのTV、チューナー機器と接続して地デジを観るという選択肢はありません。

次にナスネですが、オープンだといいつつも微妙な仕様違いとかで、
「結果ほぼ縛りあり」みたいな感じのようです。現時点では。
DigiOn、twonky等のDTCP-IP系アプリがナスネに完全対応したらナスネ最強になる気がします。


TV、レコーダー、スマートフォン、タブレット、PC。
全部同じメーカーじゃなきゃ便利に使えないなんて不便で仕方ありません。


2012/11/07追記                                                                  

DigiOnがナスネ対応ネットワーク経由(DTCP-IPムーブ)ディスクライティングソフトの
発表をしたようです。早々にナスネ最強になりそう。。。

こちらDigiOnホームページ

2012/11/07追記                                                                  



2012/12/03追記                                                                  

twonkyでナスネの録画再生(3倍、DR)とライブ視聴が出来るようになったようです。
あとは録画データのムーブが出来るようになればナスネ最強になりそうです。

パケットビデオ公式発表の情報ではないのと、Android4.0以上とか、動作がモタつくとか
あるようですが、ナスネの価値がまた上がったなと。

2012/12/03追記                                                                  







2.プロテクションと無縁                                   

プロテクションと無縁といってももちろん合法的(?)というのか、正規の手段でというのか
分かりませんが、解像度を落としたアナログ信号にして扱うことでクリアしていると理解しています。


私はAppleの製品をいくつか使っています。シネマディスプレイとiMacです。
ちょっと前まではiPhoneも使っていました。

Appleの製品はプロテクション(HDCP、DTCP-IP)の対応がグレーです。
※最新のiMac、シネマディスプレイが対応しているのかは分かりません。
※OS Xでは対応しててもBootcampで動作させるWindows上ではダメとかあった気がします。
※近々出るらしいですが、iOSアプリでDTCP-IP対応アプリは現状ないそうです。


私はスマホ、タブレットだけではなく、HDCP非対応のApple製品や、古いPCでも地デジが
観たかったので、プロテクション対応不要であることが必須でした。







3.画質がそこそこ                                       

私は以前iPadでワンセグを観ていました
10インチのタブレットで観るには解像度が低過ぎると思いました。

「その3」で詳しく書こうとは思いますが、VulkanoFlowの720x480という解像度は
10インチ程度の画面で観てもそう不満が出ないレベルのものだと思います。







4.録画予約の操作性                                     

私は最初VulkanoLavaを買おうと考えていました。
しかしどうも録画予約のUIが貧弱そうなのです。

録画日、録画開始時間、終了時間を指定するというUI。
「番組一覧を見て録画したい番組をクリック」みたいなことではないと。

海外の製品なので世界中の番組表に対応させるのは難しい、ないし時間が
かかるんだろうと思います。

Lavaの録画データはゴニョゴニョだという情報もあるので、UIが貧弱というのは
もったいないなぁと思います。







5.録画データ持ち出しは不要だった                             

私は普段PCで地デジを視聴しています。録画も、その後のゴニョゴニョもPCです。
また、録画データは家のPCで観れれば十分なのです。






というようなことで、消去法で残ったVulkano Flowを選択しました。

スマホ、タブレット、PCで地デジを観たいという方は多いと思いますが、その目的は
様々だと思います。どこを妥協し、どこで妥協しないか。

そんな判断の参考にしていただければ幸いです。


そして最後にメーカー縛りに関して。
技術的な面で仕方ないという部分もあるとは思います。
ですが無理してでもなんとかすべきと思うのです。

「使わざるを得ないクローズド」ではなく、「使いたくなるオープン」。

クローズドでもオープンでもない、そんな枠の外にあるVulkanoFlowを買った私の願いです。






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2012/10/04 : Vulkano Flow(新)買ってみました その1 ~熱対策~


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