今回は整備交換すべき箇所について書きたいと思います。
メーカーのメンテンスマニュアルを見ると、タイヤは○万キロ毎に交換しなさいとか、
エンジンオイルは○万キロ毎に交換しなさいなど、整備交換すべき箇所についての
記述があるかと思います。
私のバイク(250ccのグランドマジェスティー)だと15ページくらいのボリュームで
整備交換すべき箇所について書かれています。
それを大雑把に整理すると、
- 摩耗系
- 液体系
- フィルター系
- 劣化系
大抵の乗り物はこのあたりを整備交換しておけば良いのではないかと思います。
私の場合、整備交換時に壊してしまったパーツ、分解したら壊れていたパーツの
破損系、合わせて5つ整備交換しました。
以降具体的に整備交換したパーツについて書きます。
1.摩耗系 |
- タイヤ(写真左)
- ブレーキパッド(写真右)
「走る」、「止まる」の最前線で頑張ってくれているのがタイヤとブレーキパッドです。
タイヤ、ブレーキパッドの不整備は事故に直結する部分でありながら、多少問題が
あっても「一応は走れてしまう」こともあり、整備交換を先延ばししてしまう方も
多いのではないかと思います。
ちなみに、私は外したホイールをタイヤ屋さんに持ち込み、タイヤ屋さんにタイヤ交換を
してもらいました。
ホイール持ち込みだと1,000円/本で交換してくれるお店が多いと思います。
ちなみに、私は外したホイールをタイヤ屋さんに持ち込み、タイヤ屋さんにタイヤ交換を
してもらいました。
ホイール持ち込みだと1,000円/本で交換してくれるお店が多いと思います。
2.液体系 |
- エンジンオイル
- ギヤオイル(写真左)
- ブレーキオイル(写真右)
- 冷却液
それ以外のオイル、冷却液に関しては12年間ノーメンテナンスでした。
走行距離23,000キロ程度なのでノーメンテナンスでも大丈夫だったのかもしれません。
エンジンオイル、ギヤオイルの劣化はエンジンやギヤを傷めてしまいますし、
ブレーキオイルが劣化すればブレーキの効き具合が悪くなります。
また冷却液の劣化はオーバーヒートの原因となり、出先で動かなくなるなんて事態に
なりかねません。
3.フィルター系 |
- クランクケース内エアフィルター(写真左)
- 右側エアフィルター(写真左)
- 左側エアフィルター(写真左)
- オイルフィルター(写真右)
走行距離23,000キロというのは丁度いいタイミングだった気がします。
それでもバイクを分解して取り出してみるとどれも真っ黒でした。
最近エンジンが温まっていない状態でアクセルオフするとエンストが多発して
いましたが、フィルター交換後は一切なくなりました。
エンジンが快調に動くにはフィルターが汚れていてはダメなんだろうと思います。
4.劣化系 |
- Vベルト(写真左)
- オイル周りの各種Oリング(写真右)
メーカーの規定となっています。 ちょうど23,000キロ程度の走行距離だったのと、
12年も経てばゴムが劣化していても おかしくないと思ったので、際立った劣化は
ありませんでしたが交換しました。
またオイル周りのOリングもオイル交換のついでに交換してみました。
こちらも特別劣化している感じはありませんでしたが、12年熟成なので交換しました。
Vベルトが劣化して出先で切れてしまったら走行不可になってしまいますし、
Oリングが劣化してエンジンオイルが漏れしまっても困ってしまいます。
5.破損系 |
- マフラーのバネ(写真左)
- 速度検出用のセンサー(写真右)
1つづつありました。
1つはマフラーを固定するためのバネです。これはもう錆びてバネとしての機能を
失っており、ペンチで掴むと折れてしまいました。
また車速を検知するためのセンサーがパックリと2つに割れていたので交換しました。
私の場合ビッグスクーターなので、何を整備交換するにもカウルを外す必要があり、
一度の機会に上記全ての整備交換をしてしまいました。
1日2~3時間くらいの作業で、実質10日間くらいかかりました。
バイクは車と違い梅雨、冬の時期は乗る機会が減ります。
そんな時期であれば1週間~2週間バイクに乗れなくてもそう問題はありません。
分解した状態で置いておける場所が確保出来るのであれば、一度に交換することを
私はオススメします。
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