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2017/08/08

"GF9"買ってみました。 その1 ~ m4/3始めました ~

・"GF9"
・"LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6"
・"LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7"
でm4/3を始めることにしました。

ここ最近はコンデジ含めソニー機だけを使っていましたが、m4/3の小ささに惹かれ
m4/3導入することにしました。







m4/3導入理由 : ズームレンズが豊作

パナソニックはズームレンズがとても充実していると感じます。
特に、キットレンズになるような安価で小型なものでさえ良い評価を多く目にします。
パナソニックは良質で小型で安価なズームレンズを造るのが上手という印象があります。







GF9を選択した理由 : 愛用している"NEX-5T"と近い

私は"NEX-5N"でEマウントを始め、現在は"NEX-5T"を愛用しています。
・小型
・チルト液晶
・デザインがカメラっぽくない
というのがNEX-5シリーズが好きな理由です。
この3つの条件を全て満たすm4/3機が"GF9"でした。

ただ、"GF9"には黒がありませんでした。
正確には「日本仕様には黒がない」ので、eBayで黒の海外仕様を購入しました。
メニュー表記は英語ですが、そう困ることはありません。
パナソニックはコンデジでも「日本仕様には黒がない」ということがあります。
GHシリーズ、GXシリーズには黒があるので、小型モデルの黒は日本で売れないという
ことなんでしょうか?
何かしら明確な理由があってのことだと思いますが、どんな理由なのか気になります。







GF9導入で心配だったこと : 1.グリップ / 2.ダイナミックレンジ


1.グリップ

パナソニックのm4/3カメラで納得いかないことの1つが"グリップ"です。
GMシリーズ、GFシリーズにはグリップがありません。
GMシリーズには純正別売りグリップがありますが、三脚穴、電池蓋を塞ぎますし、
重量もありイマイチだと思います。

私が愛用しているSONY Eマウント機には小型機でもグリップがあります。
また"RX100シリーズ"の別売りグリップは三脚穴も電池蓋も潰しませんし、軽量です。
"RX100シリーズ"の別売りグリップは両面テープで取り付ける簡易的なものです。
しかしそれでも十分にグリップとして機能してくれます。
パナソニックのカメラも、せめて両面テープでグリップを取り付けやすいように
カメラの表面を合皮で覆わないで欲しいです。



私はRX100シリーズ用のものを"GF9"に貼り付けました。
デコボコしてる合皮に貼り付けていますが、一応はがれずくっついています。
GMシリーズ、GFシリーズをお使いの方にはRX100シリーズ用グリップをお薦めします。





2.ダイナミックレンジ

1インチセンサー機の"RX10M2"を使っていたので、小さなセンサーは
・ボケない
・高感度耐性が低い
・ダイナミックレンジが狭い(白飛び、黒つぶれしやすい)
ということを実感していました。

ボケが必要な時はフルサイズなりAPS-Cのカメラを使えばいいですし、高感度が必要な
場面では三脚を使うことが多いので高感度耐性はそう気になりません。
しかしダイナミックレンジの狭さだけは"RX10M2"を使っていて気になっていました。
1インチセンサー以上、APS-Cセンサー以下であるm4/3センサーのダイナミックレンジが
どんな感じか。今後撮影していく中で確認していこうと思っています。

1インチセンサー
APS-Cセンサー






ちょろっと使ってみて : 1.開放絞り / 2.AFが早い / 3.マイクロUSB


1.開放絞り

私はソニーのEマウントでレンズ交換式カメラデビューし、それ以来ずっとソニーの
カメラを使っています。
なので「実絞り」とか「開放絞り」を意識することなくカメラと接していました。
ちなみにEマウントのカメラは「実絞り」がデフォルトで、設定を変えれば開放絞り
としても動作するようです。

ところが"GF9"は
・基本「開放絞り」
・絞りプレビューボタンを押すことで設定した絞り値でのファインダー像を確認可
・常時絞りプレビュー可能なのは「Mモード」のみ
という仕様でした。
センサーサイズ的にボケ表現を重視した写真を撮るということはないと思いますが、
"開放絞り"は不便そうだなとか、絞りを変えてもボケ具合が変わらないことに違和感を
感じたりはします。

対して、ソニーのカメラは絞り値を変えれば被写界深度の把握は出来ます。
しかし絞り値が上がるとファインダー像のリフレッシュレートは下がり、ノイズが増します。
これはファインダーの映像の感度をリアルタイムで上げているからだと思います。
ピントの確認は間違いなくしにくくなります。

どちらの方式もメリット、デメリットがあります。
そういう意味ではMモードだけではなく、他の撮影モードでも実絞りを選択可に
しておいてもらえると有り難いなとは思います。




2.AFが早く正確

動体はどうか分かりませんが、"GF9"のAFの早さ、迷いのなさは驚くほどでした。
パナソニックが"DFD"というコントラスト方式のAFを採用しているのは知っていました。
「所詮コントラスト方式でしょ?」と使う前は思っていましたが、良い意味で期待を
裏切ってくれました。

夜暗いとどうかとか、被写体と背景のコントラストが低いとどうかとか、
使い込んでいく中で評価は変わるかもしれませんが、室内で試し撮りした限り
素晴らしいAF性能でした。




3.マイクロUSB端子でUSB充電可

パナソニックのカメラは
・USB充電不可
・USB充電可でもマイクロUSBではなく専用端子
というような情報をちょくちょく見ていましたが、"GF9"は
・USB充電可
・端子はごく一般的なマイクロUSB端子
でした。
スマホの充電と"GF9"の充電を共通化出来るのはとてもありがたいです。






あくまで「今のところ」ではありますが、"GF9"に特別ネガティブな点はありません。
メインカメラとして使いたいという方にも、サブカメラとして使いたいという方にも
お薦めしたいカメラです。


























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