「SUMMILUX 15mm F1.7」はスマホ代わりに持ち歩き、パシャパシャ気軽に撮影する
のに最適なレンズだと思います。
私はちょっと前まで35mm換算28mmの「Sigma 19mm F2.8 EX DN」という
ソニーEマウント用レンズを使っていました。
またスマホ(Xperia XA Ultra)との比較も交えつつ「SUMMILUX 15mm F1.7」の
画質について書いてみたいと思います。
解像感 |
最近のスマホで驚くのがその解像感です。
センサーサイズが小さいので晴天下での白飛び黒潰れは気になりますが、曇天や照明の
整った好条件下であれば一眼レフやミラーレスと遜色ない解像感が得られます。
スマホはダイナミックレンジが狭い、APS-Cはダイナミックレンジが広いという違いが
あり、さすがにAPS-Cは余裕のある絵が撮れるかなという感じはします。
しかし好条件下では大きな差は感じないと思います。
「SUMMILUX 15mm F1.7」 |
「Sigma 19mm F2.8 EX DN」/「スマホ(Xperia XA Ultra)」 |
ボケ |
センサーサイズが小さくても、広角レンズであっても、被写体に近寄って撮影すれば
背景をボカすことは出来ます。
しかし逆に言えば、被写体に近寄らなければボカすことは出来ません。
構図の自由度という点で言えば、センサーサイズの小さなスマホは断然不利です。
被写体から20cmくらいまで寄らないとスマホはハッキリとボケてはくれません。
対して「SUMMILUX 15mm F1.7」は~80cmくらいまではそれなりにボケてくれるので、
構図の自由度はスマホよりも高いです。
お気軽スナップ用の広角レンズとしては必要十分なボケ量ではないかと思いました。
あと、「SUMMILUX 15mm F1.7」は開放における解像感がとても高いと感じました。
この点においては「Sigma 19mm F2.8 EX DN」よりも優れていると思います。
ちなみに、APS-CのF2.8と、m4/3のF1.7。
どちらがボケるのかというと、若干m4/3のF1.7のほうがボケます。
詳しくは「ボケ量指標」に関する記事をご覧ください。
「SUMMILUX 15mm F1.7」 |
「Sigma 19mm F2.8 EX DN」/「スマホ(Xperia XA Ultra)」 |
結論 |
「SUMMILUX 15mm F1.7」は人気のあるレンズです。
使ってみて、広角スナップ用レンズとして
・重量、サイズ
・画質
・F値(ボケ量)
のバランスが取れたレンズであると感じました。
このレンズを付けっぱなしという方が多いのも頷けます。
スマホの他にカメラを持って出かけるかというのはハードルが高いですが、スマホと比べ
・ボケる
・高感度耐性が高い
・ダイナミックレンジが広い
ので、スマホより高画質で撮影出来るシーンは増えると思います。
とてもお薦めなレンズです。
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