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2020/01/23

「Amazfit BIP Lite」購入。 ~ スマートウォッチの選び方 ~

5年ほど前の2015年、私は「moto 360 2nd」と「Pebble Time」で
スマートウォッチデビューしました。

「moto 360 2nd」は
  • 「腕クイッ※」が地味にストレス
  • とはいえ常時点灯時のウォッチフェイスは残念
  • そのうえ電池が持たない
という理由ですぐに手放してしまいましたが、「Pebble Time」は
ごく最近まで愛用していました。
※腕時計を見る動作を以降「腕クイッ」と略させていただきます。

で、Pebble社がなくなってしまいPebbleの継続利用が何かと面倒になったので、
「Pebble Time」と同じく反射型液晶の「Amazfit BIP Lite」という機種に
乗り換えました。
約5年ぶりにスマートウォッチについて調べたので、今回は
  1. スマートウォッチの選び方
  2. タイプ別人気機種ご紹介
について書いてみたいと思います。







1.スマートウォッチの選び方

例えば、最近のスマホはどれを買ってもそれほど大きな違いがありません。
超広角レンズの有無、Felicaの有無、ゲームのヌルヌル感など、上位モデルほど
多機能&高性能ですが、普通に使う分にはそう大きな差がありません。

しかし、スマートウォッチは事情が異なります。
20日間バッテリーの持つスマートウォッチもあれば、18時間しかバッテリーの
持たないスマートウォッチもあります。
5万円するスマートウォッチもあれば、4,000円で買えるスマートウォッチもあります。
とても幅が広いんです。

しかも困ってしまうのは、4,000円のスマートウォッチのバッテリーが20日間持ち、
5万円のスマートウォッチのバッテリーが18時間しか持たなかったりすることです。
  • 上位モデルは買っておけば間違いない
  • 下位モデルは妥協が必要
といった家電の常識みたいなものがスマートウォッチには通用しません。
そこがスマートウォッチ選択の難しさだと私は思っています。

そこで、私がスマートウォッチを選ぶうえで重視しているポイントを
ご紹介したいと思います。それは、
  • 液晶の種類
  • 機能
  • デザイン
の3点です。

ちなみに、私は運動、心拍、睡眠トラッキングには興味がないので、その点に
ついては触れていません。それらに関してはまた違うブログなりYouTubeを
参考にしていただければと思います。



ポイント1:液晶の種類 

スマホを購入する際、液晶の種類を気にする方はそう多くないと思います。
私も価格やカメラ性能のほうが気になります。
なぜかと言えば、スマホの場合どんな液晶を使っていてもさほど差がないからです。
しかし、スマートウォッチでは液晶の種類がとても重要なんです。
なぜかと言えば、使う液晶の種類によって差がとても大きいからです。

2020年1月現在、スマートウォッチに使われる液晶は以下の3種類です。
  • 有機EL液晶 
  • 半透過型液晶
  • 反射型液晶
スマートウォッチは現在「有機EL液晶」が主流で、「半透過型液晶」はチラホラ、
「反射型液晶」を採用するスマートウォッチはごくごく少数です。
しかし有機EL液晶が万能というわけではありませんし、反射型液晶は避けるべき
というわけでもありません。どの液晶にもメリット・デメリットがあります
液晶毎の特徴を整理すると以下のような感じです。

液晶種類 有機EL液晶 半透過型液晶 反射型液晶
バッテリー持ち 悪い 良い 良い
「腕クイッ」ストレス
常時点灯時画面 制限有 制限無 制限無
色の綺麗さ 良い 良くない 悪い
明所での視認性 悪い 良い 良い
暗所での視認性 良い 悪い 悪い


まず、「有機EL液晶」は他2つの液晶に比べて電気の消費量が多いんです。
なので、有機EL液晶を採用したスマートウォッチというのは普段液晶表示が
消えています。時間や通知を見る時にだけ「腕クイッ」を検知し液晶が点灯します。

しかし、スマートウォッチが腕クイッを検知してから液晶が点灯するまでに
コンマ数秒~1秒くらいのタイムラグがあります。
このタイムラグが地味にストレスなんです。
急いでいる時は「サッと時間見せて!」と思ってしまいます。
なので、有機EL液晶を採用したスマートウォッチには液晶を「常時点灯」させる
機能が備わっています。(※最近Apple Watchにも常時点灯機能が付きました。)

しかし、有機EL液晶を常時点灯させるとバッテリーはどんどん減っていきます。
なので、有機EL液晶のスマートウォッチは常時点灯時に
  • 照度が下がる
  • リアルタイム系情報が減る(秒針が消えたり、心拍数表示が消えたり)
  • 表示解像度、表示色数が下がる
  • 常時点灯専用の低消費電力なウォッチフェイスに切り替わる
といった、バッテリー消費を抑えるための制限がかかります。
せっかくお気に入りのウォッチフェイスを選んでも、常時点灯させると残念な感じに
なってしまうんです。


対して、「半透過型液晶」や「反射型液晶」は電気の消費量が極めて少ないんです。
なので、普段から液晶は表示されっ放しです。つまり「常時表示」なんです。
腕クイッのストレスはありませんし、いつ何時もウォッチフェイスは同じ表示です。
にも関わらず、バッテリー持ちがとても優れています。

それなら全てのスマートウォッチに半透過型液晶や反射型液晶を採用すれば
いいじゃないかと思ってしまいますが、有機EL液晶にも大きなメリットがあるんです。
それは、液晶表示がとても綺麗であることです。
これはもう圧倒的に有機EL液晶は色の発色が綺麗です。


他にも明所、暗所での視認性の違いなどありますが、
「どの液晶が適しているかは、その人の使い方次第」
の一言に尽きます。



ポイント2:機能

まず、最近のスマートウォッチであれば価格の安い高いに関わらず、
大抵の機種に以下の機能が備わっています。
  • Line、メール、カレンダー等の通知を見る
  • 運動、心拍数、睡眠等のトラッキング
  • 天気予報を見る
  • ウォッチフェイスを変える
  • 携帯を探す(携帯を鳴らす)
  • アラーム、ストップウォッチ
明確に「こんな機能が使いたい」ということがないのであれば、
どんなスマートウォッチを買っても困ることはないと思います。


少しお高い機種だと、
  • スマートウォッチ内蔵のマイクとスピーカーで通話(※要スマホ)
  • スマートウォッチ内蔵メモリに曲を保存し、単体で音楽再生
といった機能が付いたりします。
スマートウォッチで通話したり、音楽再生をするには「スピーカー」、「マイク」、
「メモリ」といったハードウェアを内蔵する必要があり、余計にコストがかかります。
なので少しお高い機種でないとこういった機能は使えません。


さらにお高い機種になると、
  • Line、メール等の返信
  • スケジュールの確認、登録
  • スマートウォッチにアプリを追加
  • スマホのカメラをリモート操作
  • カーナビ
  • 玄関のスマートキーを開ける
  • Felicaに対応し、非接触決済で買い物が出来、電車に乗れる
  • SIMカードやeSIMに対応し、スマートウォッチ単体でLTE通信
といったことが可能になります。
スマートウォッチというより、腕時計型スマートフォンといった感じです。


スマートウォッチで出来ることは100%スマホでも同じことが出来ます。
どこまでの機能をスマートウォッチで行うか。そこを検討する必要があります。
ちなみに私の経験をいくつか書かせていただくと、
  • スマートウォッチでLineの定型文返信が出来ると車運転(信号停車)時に便利
  • スマートウォッチ画面で天気予報が見れるのは便利
  • スマートウォッチ画面でナビを見るのは苦痛
  • スマートウォッチ画面でテトリスをするのは苦痛
と感じました。あくまで私の場合ですが。
あまり複雑なことをスマートウォッチで行うのはオススメしません。
スマホと上手に使い分けるのが良いと私は考えています。



ポイント3:デザイン

スマートウォッチも腕時計なので、やはりデザインは気になります。

Gショック風なものからロレックス・デイトナ風のもの、アウトドアに合いそうな
ものからスーツに合いそうなものまで、結構バラエティー豊かです。
デジタルガジェットではあるものの、普通の腕時計同様
  • デザインの好み
  • TPO
で選択していただければと思います。






2.タイプ別人気機種ご紹介(※私調べ)

液晶の種類、機能、デザイン。そして価格。
スマートウォッチを選ぶ際はこのあたりに注目して選んでいただければと思いますが、
数ある機種の中から自分に合った1台を選び出すというのはなかなか大変な作業です。
なので、最近人気(※私調べ)の機種を6機種ご紹介したいと思います。

ちなみに、これからご紹介する6機種は3つのタイプに分類することが出来ます。
各タイプの特徴は以下です。
  • タイプ1:バッテリー持ち2週間以上・低機能・簡素・安価
  • タイプ2:バッテリー持ち10日前後・低機能+α・まあまあ豪華・まあまあ高価
  • タイプ3:バッテリー持ち2日前後・多機能・豪華・高価

そして、上記3タイプを分かりやすく言い換えるとこんな感じ。
  • タイプ1:バッテリー持ちとコスパは神
  • タイプ2:バッテリー持ちとデザイン性のバランスが取れている
  • タイプ3:便利だし遊べるしドヤれるしだけど、要毎日充電

以降ご紹介する6機種の中から気に入った機種を見つけていただければ幸いですが、
「どのタイプが自分に合っているか」がとても大事だと私は思っています。
そんなことも頭の片隅に置きつつご覧いただければと思います。



タイプ1:バッテリー持ちとコスパは神

Xiaomi / Mi Band 4
  • 約4,000円
  • 有機EL液晶
  • 電池 20日間(常時点灯不可)
Xiaomi / AMAZFIT BIP Lite
  • 約8,000円
  • 反射型液晶
  • 電池 45日間(常時表示で使って)


このタイプは
  • バッテリー持ち2週間以上
  • 低機能
  • 簡素
  • 安価
です。

バッテリー持ちとコスパは神ですが、TPOを選ぶデザインなのが要検討ポイントです。
それと、スマートウォッチとしては最低限の機能しかありませんが、
大抵の方はそう不満なく使えるだけの機能を備えていると思います。

ちなみに私の姉も「AMAZFIT BIP Lite」を使っているんですが、バンドを
ミラネーゼループ風のものに変えています。(BIPシリーズのバンド幅は20mm)
どちらの機種もバンドを変えると結構印象が変わるんで、使えるシーンが増えますし、
 女性でも使いやすくなると思います。バンド交換オススメです。


















タイプ2:バッテリー持ちとデザイン性のバランスが取れている

huawei / Watch GT2(46mm)
  • 約25,000円
  • 有機EL液晶
  • 電池 14日
xiaomi / AMAZFIT STRATOS 3
  • 約25,000円
  • 半透過型液晶
  • 電池 7日(常時表示で使って)


このタイプは
  • バッテリー持ち10日前後
  • 低機能+α
  • まあまあ豪華
  • まあまあ高価
です。

クロノグラフ的なデザインと大きめなフェイスで、若い男性サラリーマンの方は
TPOを選ばず使いやすいのではないかと思います。
バンドを交換するとさらにTPOの幅が増えると思います。
そしてスマートウォッチとしてはバッテリーも持つ方で、とてもバランスの取れた、
使い勝手の良いスマートウォッチだと思います。


細かいことも書いておくと、「Watch GT2」は常時点灯が可能ですが、常時点灯だと
  • 「バッテリー持ち丸5日」とレビューされているブログがありました
  • 常時点灯専用のウォッチフェイスになる
ので注意が必要です。
対して「AMAZFIT STRATOS 3」は常時表示で使用してカタログ値が7日です。
常時表示なので液晶の解像度が落ちるとか、常時表示専用のウォッチフェイスに
切り替わるということもありません。

+αの機能で言うと、「Watch GT2」にはスピーカー、マイク、メモリが
内蔵されており、スマートウォッチを通して通話が出来たり、内蔵メモリに
保存した曲を再生することが可能です。
対して「AMAZFIT STRATOS 3」はメモリを搭載していますが、
通話するためのスピーカー、マイクは非搭載です。
内部に保存した曲はブルートゥースイヤホン等で聴くことが出来ます。


















タイプ3:便利だし遊べるしドヤれるしだけど、要毎日充電

Apple / Apple Watch Series 5
  • WatchOS
  • 約50,000円
  • 有機EL液晶
  • 電池 18時間(常時点灯で使って)
FOSSIL / Gen 5
  • Wear OS
  • 約40,000円
  • 有機EL液晶
  • 電池 1日中


Samsung / Galaxy Watch Active2
  • Tizen
  • 約35,000円
  • 有機EL液晶
  • 電池 1日以上
GARMIN / ForeAthlete 945
  • GARMIN OS
  • 約70,000円
  • 半透過型液晶
  • 電池 14日(常時表示で使って)


このタイプは
  • バッテリー持ち2日前後
  • 高機能
  • 豪華
  • 高価
です。

このタイプのスマートウォッチに搭載されるOSにはいくつか種類があり、
メーカー毎に採用するOSが異なります。
  • Apple:「watchOS」
  • TicWatch、FOSSIL、motorola、Suunto等:「Wear OS(Google)」
  • Samsung:「Tizen」
  • GARMIN:「GARMIN OS」

上記それぞれに共通するのは、各OSに対応したスマートウォッチ用アプリを
ユーザーがインストール可能な点です。つまり拡張性があります。

また、低機能なスマートウォッチが「各種通知を見る」ことしか出来ないのに対し、
例えばLineの返信をする、スケジュールやリマインダを登録するといった
情報の書き込みにも対応しています。
つまり、OS自体がより高度で複雑な操作に対応しています。

さらに、ApplePay、GooglePay、GarminPayなど、非接触決済の仕組み
整っているのもこのタイプのスマートウォッチの特徴です。
今後は非接触決済の仕組みがスマートウォッチ選びで最も重要な要素に
なってくるのではないかと私は考えています。
そういう意味で、現状だとAppleが頭3つくらい抜きん出ています。

ただしこのタイプはCPUの消費電力が大きく、バッテリー持ちは
低機能なスマートウォッチと比べ格段に悪いです。
なので、現状では
  • スマートウォッチを毎日充電することが苦ではない方
  • 毎日充電する負荷より、高機能スマートウォッチを使えない負荷のほうが大きい方
  • スマートウォッチで色々と遊びたい方
にのみオススメかなという感じです。


ちなみに、GARMINだけは高機能なスマートウォッチで「半透過型液晶」を
採用しており、常時表示で14日のモデル、21日のモデル等をラインナップしています。
さらに、上位モデルでは太陽電池でバッテリーを充電するなど、バッテリー持ちに
関しては他にない試みをしています。





















最後に

以上6機種のスマートウォッチをご紹介しました。

私は
  • 常時表示
  • バッテリー持ち
を重視し、反射型液晶を採用し45日間バッテリーが持つ
「AMAZFIT BIP Lite」を購入しました。
皆さんも何を重視するのかじっくり検討し、適した機種を探してみてください。

とはいえです。
スマートウォッチはハードウェア的にもソフトウェア的にも
発展途上で、日進月歩で進化しています。
2年後にはスマートウォッチで電子決済するのが当たり前になっている気がします。
なので、今の時点であまり高価な機種を購入するのは気が引けます。
そのあたりも考慮しつつ選んでいただければと思います。

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