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2018/02/26

スマホ用ワイコン その2 ~ マウント自作 ~

本日はスマホ用ワイコンのマウント自作について書いてみたいと思います。

スマホ用ワイコンの取付方法は主に2つです。
「iPhone7Plus用ケース」のように、機種毎の専用ケースで取付けるタイプ。
そしてもう1つはクリップで挟んでスマホに取付ける汎用タイプです。

私が購入したワイコンは「iPhone6 Plus用ケース」と「クリップ取付」の2タイプある
ワイコンでしたが、私が使っているスマホは「iPhone6 Plus」ではありません。
なので後者の汎用的に使えるクリップ取付タイプを購入しました。
そして想定の範囲内でしたが、このクリップ取付タイプはとても使いづらいのです。
そこで、自分の使っているスマホ用に専用マウントを自作することにしました。







「クリップ挟み方式」は微調整面倒 & ズレる & 落ちる

その1」でも書きましたが、
・正しい位置に取付けるのが面倒 ※正しいな位置に取り付けないとボケた写真になる
・レンズが重く大きいため撮影しているうちに位置がズレる
・レンズが落っこちないか不安
というような感じで、撮影する度に位置を確認する必要があるといった感じでした。
小さめのワイコンであればいいのかもしれませんが、ある程度重さのあるワイコンだと
現実的ではないと思いました。



ちなみに、私の知る限り最も多種類の専用ケースを出しているのが「Moment」です。
iPhone用だけではなく、Pixel、Galaxy等アンドロイド用ケースも販売しています。
メジャーな機種のみにはなってしまいますが新機種への対応も早く、実質スマホ用
レンズのスタンダードになっていると思います。








マウントを自作出来るワイコンの条件

高い加工技術があればどんなワイコンでもマウントを自作可能だと思いますが、
「使える工具はドリルくらい」なDIY素人の私でも対応出来るのは、
「専用ケース、クリップにネジ込むタイプのワイコン」です。



そしてもう1つ大事なことは、「ネジの規格が汎用的である」ことです。

ワイコンを自作マウントにネジ込んで固定するには、自作マウント側にネジ山を
作る必要があります。
これには「タップを立てる」とか「ネジを切る」と言われる加工を施します。
この「タップを立てる」加工をするには「タップ」という工具を使いますが、
ネジの規格が汎用的でないと対応する「タップ」が入手出来ません。
とはいえ、数百円、数千円程度で販売されるワイコンのネジに特殊な規格を採用する
とは考えづらく、汎用的な規格になっている可能性が高いと思います。

ネジの規格は、
1.ネジの外径
2.ネジ山のピッチ
の2つを計測することでほぼ判明します。


私が購入したAUKEYのネジを測ってみると、
ネジの外径:17mm
ネジ山のピッチ:1mm
でした。
このネジが汎用的な規格なのかどうか検索してみると、「M17 P1.0」という
汎用的なネジであることが分かりました。
なのでタップもアマゾンで入手することが可能でした。

ちなみに、ネジには大きく分けて「メートルネジ(ミリネジとも呼ばれる)」と
呼ばれるミリ単位のネジと、「インチネジ」と呼ばれるインチ単位のネジがあります。
ネジの外径が17.00mmのようにピッタリならほぼメートルネジです。

それと、ネジ山のピッチを専用工具なしで正確に測るのはなかなか難しいです。
しかし、例えばネジの外径が17mmと判明すると、ピッチは1.0mmと1.5mmの
2種類しかないことが分かります。
正確なピッチを測定するのは難しいですが、1mmなのか1.5mmなのかを判断するのは
それほど難しくありません。
ネジの外径を測ったら、ネットでネジの規格を検索してみることをお薦めします。






タップを立てる

「M17 P1.0」は汎用的な規格ではあるものの、とても太いネジです。
一般的に使うような太さではありません。
なのでホームセンターでタップを入手することは難しいだろうと思います。
また、「モノタロウ」等工具屋さんだと結構高価です。
ところが、アマゾンだと2,000円程度で購入が可能です。
品質的にはアレかもしれませんが、そう何度も使うものでもありませんし、
マウントはアルミ素材で作るので、品質がアレでもそう大きな問題はないと思います。

ちなみに、「M17 P1.0」のタップをカメラの世界でよく使われる3/8インチ、
1/4インチのタップと比較するとこんな感じです。
いかにM17が太いかが分かると思います。




所有するタップハンドルでは17mmのタップは固定出来ず、やむを得ずモンキーで
代用しました。油垂らして慎重にやればモンキーでも問題ありませんでした。
径が太いタップは難易度高いのかなと思っていたのですが、細い径のタップより
簡単だったような気がします。
ちなみに下穴は16mmです。

ただ、垂直になるように注意はする必要があります。
単なるネジであれば多少斜めでも問題ないかもしれませんが、レンズが斜めになって
しまっては論外だろうと思います。







完成品

で、完成品がこちらです。
手作り感たっぷりな感じではありますが、きちんと機能します。
材料としては3mm厚のアルミ版で、それを薄い両面テープでスマホに貼り付けています。
両面テープで貼り付けただけですが、剥がすのが困難なほど強力に貼り付いてます。



以上「スマホ用ワイコンの自作マウント作り」について書いてみましたが、
これはあるワイコン用マウントを作るための練習みたいなもので、
本番は次回ご紹介させていただこうと思います。
























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