既に賛否両論の意見が出ていますが、既存のスマホ、アクションカメラの
・高感度耐性
・ダイナミックレンジ
に満足出来ないという層には刺さるのではないかと感じました。
逆に言うと、その2点に興味がない層にとっては必要性を感じないカメラだと思いました
1/2.3型と1インチセンサーを比べてみると |
初代「RX100」が発売された当時、1/2.3型、1/3型センサーを搭載したスマホや
コンデジの画質は酷いものでした。ひと目見て小さなセンサーのカメラで撮影した
写真だと分かるような写真でした。
しかし、同様に小さなセンサーを搭載した最近のスマホやアクションカメラの画質は
素晴らしいです。条件さえ整っていればセンサーサイズの差を感じないような写真を
撮ることが出来ます。
1/2.3型センサー
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1インチセンサー
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しかし条件が悪い時、その差は顕著に現れます。
小さなセンサーにとって条件の悪い時の1つが暗い時です。
ISOの値が高いと最新のスマホであってもノイズ多めになります。
1インチセンサーの高感度耐性で十分事足りるとは言えませんが、1/2.3型センサーの
スマホと比べれば無視出来ない差があると私は感じます。
1/2.3型センサー
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1インチセンサー
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思い出すのは「U-10」 |
私が買った最初のソニーのデジカメは「サイバーショット U-10」でした。
1/2.7型、130万画素CCD、換算33mm/F2.8のレンズを搭載したカメラでした。
「α7R2」を撮ってみました。とても感慨深いです。
2002年発売のカメラですが、まだ正常に動作し写真を撮ることが出来ます。
ソニーの象徴とも言える機能、「ソニータイマー」は壊れてしまっているようですが。
「RX0」と「U-10」の外観、サイズ感の違いはこんな感じ。
「サイバーショット U-10」は、
「常時携帯し、日常を画像でメモする"ビジュアル・ブックマーク"スタイルを提案」
というキャッチコピーで売られていたようです。
私はつい先日富士山に登ってきました。
スマホと小型m4/3機を持っていきましたが、写真の多くをスマホで撮影しました。
富士山では天候がコロコロ変わるため、デジカメは濡れないようにリュックにしまって
登山しました。リュックからデジカメを取り出すのはとても億劫でした。
対してスマホはいつも通りズボンのポケットの中で、そこから取り出すのは簡単です。
そして、見渡す限りの雲海。さらに御来光登山では夜中に山を登ります。
ダイナミックレンジは広いほうが、高感度耐性は高いほうがありがたいです。
「富士登山を画像でメモする」なら「RX0」は最適なカメラだと私は思います。
ある意味「RX0」より気になる電動ジンバル |
まだ試作品の段階らしいですが、「RX0」と組み合わせて使うことを想定したジンバルも
展示されていたようです。(以下写真は「SPIDER'S WEB」さんより拝借)
最近日産の車で「いきなり、新次元」という素晴らしいキャッチコピーがありましたが、
ジンバル界的には新次元なデザインで気になって仕方ありません。
「さすがソニー」という感じです。
4Kの内部レコーディングが出来なかったり、最短撮影距離が50cmだったり、
手ブレ補正がなかったり、ネガティブ要素もあるようですが、ソニーが魅せてくれる
カメラの未来に今後も注目していきたいと思います。
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