光学系が同じ現行の「19mm F2.8 DN」、または「SEL20F28」の購入を
検討中の方は参考にしていただければと思います。
DXO測定数値、評判 |
まず、DXOが測定したシグマ三兄弟の開放でのシャープネスをご覧ください。
60mmの均一性が最も高く、次いで30mm、そして周辺画質が明らかに低い19mm。
ネット上の評判も60mmが最も高く、次いで30mmで、19mmは他の兄弟ほどではない
という印象です。
なので「19mm F2.8 EX DN」の画質にはさほど期待はしていませんでした。
開放の作例 |
開放の周辺画質を確認したかったので、無駄に開放で撮ってみました。
これは良い意味で期待を裏切られたと思います。周辺もそう不満のないレベルで
解像していると感じます。個人的には満足な画質です。
ちなみにDXOの測定データを見ると、F4まで絞ると周辺までキリッとする感じです。
スマホとボケ量の違い |
なんでしょうね。
いつも一口食べてから「あっ、写真撮り忘れた。。。」と気づくんですよね。
画質はさておき、ボケ量の違いを見ていただきたいと思います。
左が「19mm F2.8 EX DN」、右がスマホです。
ミラーレスとスマホではこのくらいボケ量が異なります。
ただ冒頭のスヌーピーの写真もそうですが、相当被写体に近づかないと背景がボケて
くれません。スマホとの差別化のためには、たとえレンズが大きくなってもF値の小さい
換算28mmでないと今後は難しいのではないかと思ってしまいます。
「SEL20F28」の作例 |
最後に、今は手放してしまった「SEL20F28」の写真をご覧ください。
もう1つシャキッとしないという印象でした。
もし換算28mm近辺のレンズをお探しであれば、シグマの「19mm F2.8 DN」を
強くお薦めします。
以上Sigma「19mm F2.8 EX DN」の開放画質について書いてみました。
参考にしていただければ幸いです。
0 件のコメント :
コメントを投稿