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2016/03/05

SEL85F14GM買ってみました その1 ~ 銀座で触ってきました ~

まさかの爆誕だったGMシリーズ。
色々とドナドナし予約しちゃいました。。。

で、CP+やってる横浜まで行くのは面倒だし、混雑は得意ではありませんし、
銀座ソニーストアで展示が始まるまで待って触ってまいりました。
行ったのは平日18時頃でしたが、待つこともなく試すことが出来ました。


触ってみて、試写してみて、データを持ち帰ってPCで見てみて、パッと思いつく印象は、

・使い勝手や頑丈さを追求した「道具」といった風貌
・思ったほど重く、大きくは感じない
・柔らかいタッチの絵

なんてことを感じました。
これは「SEL85F14GM」だけではなく、同GMシリーズの「SEL2470GM」も
同じような印象です。
両レンズで撮影したサンプル等含め、簡単に私が感じたことを書いてみたいと思います。






使い勝手や頑丈さを追求した「道具」といった風貌

私は年に数回従兄弟の所有するニコンの「D600+大三元」を使うことがあります。
ニコンの大三元はさすがで、その画質はズームレンズとは思えないほど素晴らしいです。
私は完全にソニーEマウントのファンですが、ニコンのレンズは恐るべしと思っています。

で、そのニコンのレンズがいかにも道具って感じなんです。
正直好きなデザインではないのですが、道具として使う分にはとても快適に使えるんです。
今回のGMシリーズにも「道具」として快適に使えそうという印象を受けました。

デザインだけで言ったら「SEL55F18Z」や「SAL85F14Z」のように洗練された
ソニーZEISSのデザインが好みなのですが、GMシリーズはそれとは異なる思想で
デザインされたレンズであると感じました。






思ったほど重く、大きくは感じない

私が時々使っているニコンの「D600+2470 f2.8」が1.7Kgほど。
で、「α7R2+SEL85F14GM」が1.4Kgほど、「α7R2+SEL2470GM」1.5Kgほどです。
私が重いカメラを時々使っていることもあるかもしれませんが、「SEL85F14GM」も
「SEL2470GM」もそれほど重くも大きくもないように感じました。

とはいえ、「SEL85F14GM」や「SEL2470GM」を軽い気持ちで撮影に持ち出せるかと
言えば、私はNOですね^^;
軽い気持ちで持ち出すには重く大き過ぎると思います。
「今日は撮るぞ!」って日に持っていく。
趣味で使うのであればそんな感じだろうと思います。






柔らかいタッチの絵

「SEL85F14GM」も「SEL2470GM」も、ソニーストアの「α7R2」に装着した状態で
試写可能で、持ち込んだSDカードで撮影しデータを持ち帰ることもOKでした。
ただ、持ち込んだカメラに取り付けることは出来ませんでした。
確かCP+では「SEL2470GM」で撮ったデータの持ち帰りはNGだったように思います。

で、それぞれのレンズで撮った写真が以下です。
試写までさせてもらうつもりがなかったので、あまり考えずに撮影してしまいました。
参考になるような写真にはなっていないかもしれません。

ちなみに、非圧縮RAWで撮影し、SilkyPixで現像しました。
明るさをちょこっといじっていますが、それ以外は触っていません。
焦点距離、SS等も写真に情報を入れています。参考になれば幸いです。


まずは「SEL85F14GM」。
正直なところもう少し解像感ある写真が撮れるかなと思っていたのですが、予想以上に
柔らかいという印象です。私が下手くそなだけという可能性も捨て切れませんが。。。

私は「NEX-5N」から使い始めた若輩者なので、ミノルタのレンズがどんな感じなのか
知りません。「あーミノルタのDNAが入ってるね」という写りだったりもするのかも
しれません。これまでの多くのEマウントレンズが解像感高めなレンズだったことも
ありますが、写りに関してもGMシリーズはこれまでのEマウントレンズと違う思想で
デザインされたと実感出来る写りです。







ちなみに、Eマウントで解像感高めとされている「SEL55F18Z」で撮影した写真は
こんな感じ。「SEL85F14GM」とはまったく異なるテイストに仕上げられていることが
お分かりになるかと思います。





続いて「SEL2470GM」で撮った写真です。

私は以前「SEL1670Z」を所有していました。
くっきり解像しないと感じすぐに手放してしまいました。
また、「SEL2470Z」もあまり評判がよろしくありません。

前述しましたが、標準ズームレンズといえば時々使うニコンの「2470 F2.8」みたいな
画質を期待してしまうのです。しかし「SEL1670Z」はもちろんのこと、ネット上で見る
「SEL2470Z」の画質もニコンの標準ズームには遠く及んでいません。

もちろん大三元と小三元を比べても意味はありませんが、今回の「SEL2470GM」には
ニコン大三元と同等レベルの画質を期待していました。
しかし完全ソニーファンの私ですが、ニコンの大三元にはまだ及んでいないと感じて
しまいました。

ソニーストアに置いてあった「α7R2」で撮ったので、設定が最善ではなかったとか、
緊張で私の手が震えてたとか、ジオラマ撮っても画質の判断はしにくいとか、レンズの
ポテンシャルを出してあげられなかった可能性は捨てきれません。
ただ、今のところはそんな印象です。








総評

「こんなもんじゃないはず」という思いもありますし、
「これが『G』を継いだ写りなのかもしれない」という思いもあります。
発売され、自分のカメラで撮影してから最終結論を出したいですが、現状は
「予想以上に柔らかい写り」という印象でした。
「SEL85F14GM」も「SEL2470GM」も。


ただ、レンズのデザイン、写りは間違いなく
「これまでのEマウントレンズとは異なる思想でデザインされたレンズ」
だと思いました。



ちなみに、GMシリーズのシールをいただきました。
確かGMシリーズのレンズを触った方にシールを差し上げてますと言っていたように
思います。VAIOにGMのシール貼ってスタバでドヤりたい方はGMレンズ触らせて
もらってみてください。







以上、銀座ソニーストアでGMシリーズのレンズを触ってきましたというお話でした。






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