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2011/05/08

ごく一部の方向けおススメフリーソフト

本日は私が最近使い始めた、ほとんどの方は使う必要のない、でも一部の方には
とても有用なWindows用フリーソフトご紹介です。
//I write in Japanese only.






Layout Window

これは様々なソフトのウィンドウ配置、サイズを記録し、ショートカットをクリックすると
一発でウィンドウ配置、サイズを直してくれるというソフトです。

私はキーボードのファンクションキーにショートカットキーを割り当てて使っています。

一言で言ってしまいますと、「EDID信号喪失対策」です。
と言っても分かる方は少ないと思いますので少しご説明を。




24インチ以上くらいのモニタを使っていますと、大抵の方はモニタ左側にブラウザ、右側に
メールなど、ソフトを全画面で立ち上げずいくつものソフトを同時に見れるように
画面を使っておられると思います。















私はLED Cinema Display 27'を使っているので、↑こんな感じでブラウザ、音楽再生ソフト、
メールソフトを同時に見られるように各アプリのウィンドウを配置しています。




これだけだとなんら問題はないわけですが、私はモニタ切替器(AT-HD620、400-SW012)を
使っているのです。

で、このモニタ切替器ってのが曲者でして、PCが動いているときにモニタを切替えますと、
Windowsは「モニタが無くなった」と認識するわけです。

するとWindowsはモニタがない場合、勝手にモニタのサイズを1024x768ピクセルくらいの
モニタを想定して各アプリの配置、サイズを勝手に1024x768ピクセルくらいに変更して
くれちゃうのです。ウィンドウ配置ももちろんくずれるのです。
デュアルディスプレイで使っていたりしますと更に色々面倒なのです。

これは特定の環境でPCを使っている人間からしますとすこぶる不便なことでして、
私も対策を色々調査しました。




そして行き着いたのがEDID信号の喪失プロブレムです。
私も詳しくありませんので間違っているかもですが、モニターから受け取るEDID信号で
パソコンは表示する解像度等を認識します。
モニタが切り替わることでこのEDID情報が途絶えてしまい、アプリの配置、サイズが
くずれてしまうのです。これを解決するためモニタに代わりEDID情報をパソコンに
伝達することでパソコンはモニタが無くなったことに気がつかなくなるのです。
日本では「裏起動」という表現が使われたりもしています。

私が見つけた対策は3つ。

1.EDID情報保存アダプタ(Gefen HDMI Detective Plus) を使う→お高いので却下。
2.EDID保存可能なKVM(Aten CS692/CS1792/CS1794)スイッチ を使う→お高いので却下。
3.ウィンドウ配置、サイズを一発で元に戻す→Layout Windowを使い始める

という感じです。お高いという理由だけでなく、mini Display Portで使えるものがなかった
というのも理由ですが。

ちなみに、バッファローやサンワサプライなどが販売しているお安いPC切替器、
HDMI切替器などはEDIDは保持してくれません。

ついでに私が使っている「Atlona AT-HD620」もEDID情報は保持出来ません。
Atlonaサポートのエリックさんいわく、「just pass-through」です。




いくつかウィンドウ配置、サイズを記録、復元ソフトを試した中でLayout Windowを
選択した理由ですが、ショートカットをクリックすることで好きなときに復元が出来たので
選択しました。

おススメです!

復元する設定を適用するアプリリスト














そのアプリの詳細設定

設定はボタン一発で勝手にやってくれます。

ブラウザ等、開いているページ名を手動で消す必要はありますが。





以上Layout Windowでした。





iネッ時計

DTMやオーディオオタクの世界ではマスタークロックという概念をユーザーが意識しないと
いけませんが、家に複数台パソコンがあってもあまりパソコン間の時間同期を意識しません。




私1秒間隔で為替データをデータベース化するプログラムを作っています。

プログラムはサーバーマシンで動いているのですが、1分おきに独自のグラフ画像を
出力し、別マシンで見ていたりします。

すると各マシン同士で時間が同期してる(時計にズレがない)必要が出てくるんです。

通常Windowsは意識しなくても週に1度勝手にマイクロソフトの時計サーバーと時間を
同期してくれるのですが、これが正常に動作していないのか1ヶ月で1分くらいズレるんです。




そこでiネッ時計というフリーソフトを使い始めました。
このソフトの優れているところは、世の中に存在するNTP(マスター時計)サーバーとの
時間同期をスケジューリングしてくれるだけでなく、家庭内のパソコンをNTPサーバーに
する機能も持っていることです。

クライアント機能はもちろんのこと、サーバー機能もパッケージされているのです。
ちなみにAndroid機では「ClockSync」というソフトを使いiネッ時計NTPサーバーと時計を
同期しています。iネッ時計クライアント以外の同期ソフトもちゃんと同期出来るのです。

こんな感じになるのです。

iネッ時計GUI

















以上iネッ時計でした。




以上、検索してココに辿りついた方以外にはなんのことやらと思われる情報でした。




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2011/05/22 : FAN custom @ AT-HD620


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